新会社の設立および地球深部探査船「ちきゅう」運用委託業務契約の締結について
[08/09/30]
提供元:@Press
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日本海洋掘削株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:村田 稔)と日本郵船株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:宮原 耕治)は、独立行政法人海洋研究開発機構(本部:神奈川県横須賀市、理事長:加藤 康宏、以下「JAMSTEC」)の所有する地球深部探査船「ちきゅう」(総トン数 約57,000トン、全長210m、最大稼働水深2,500m)の運用業務の受託を目的とする新会社「日本マントル・クエスト株式会社」(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:市川 祐一郎、以下「MQJ社」)を両社の共同出資により平成20年9月10日に設立し、このMQJ社を契約当事者とする「ちきゅう」運用委託業務契約をJAMSTECとの間で同年9月19日付で締結しました。
MQJ社は、上記契約に基づき、日本海洋掘削株式会社と日本郵船株式会社が有するそれぞれの知見、技術等を生かしながら、平成20年12月1日から平成21年3月31日まで(当面の予定)の間、JAMSTECが計画、推進する科学掘削を行うための「ちきゅう」運用業務を実施することになります。
MQJ社が受託する運用業務は、掘削作業の実施、船舶の運航管理のみならず、掘削機器等の保守管理、サブコンサービスの管理、資機材の調達、科学掘削支援基地の運営などを含めた広範囲なものとなっています。
世界最深レベルの掘削能力を有する「ちきゅう」は、国際的研究プロジェクトである統合国際深海掘削計画(IODP:Integrated Ocean Drilling Program)のための主力船として、我が国が建造し、提供している科学目的の掘削船であり、人類未踏の地球深部の地層を掘削してそのサンプルを採取することにより、巨大地震発生メカニズムや生命の起源などを解明しようとするものです。
なお、MQJ社の概要は、次の通りです。
所在地 :東京都中央区日本橋堀留町2-4-3 新堀留ビル5階
代表取締役社長:市川 祐一郎(日本海洋掘削株式会社 代表取締役・専務執行役員)
資本金 :3億円
出資比率 :日本海洋掘削株式会社60%、日本郵船株式会社40%
MQJ社は、上記契約に基づき、日本海洋掘削株式会社と日本郵船株式会社が有するそれぞれの知見、技術等を生かしながら、平成20年12月1日から平成21年3月31日まで(当面の予定)の間、JAMSTECが計画、推進する科学掘削を行うための「ちきゅう」運用業務を実施することになります。
MQJ社が受託する運用業務は、掘削作業の実施、船舶の運航管理のみならず、掘削機器等の保守管理、サブコンサービスの管理、資機材の調達、科学掘削支援基地の運営などを含めた広範囲なものとなっています。
世界最深レベルの掘削能力を有する「ちきゅう」は、国際的研究プロジェクトである統合国際深海掘削計画(IODP:Integrated Ocean Drilling Program)のための主力船として、我が国が建造し、提供している科学目的の掘削船であり、人類未踏の地球深部の地層を掘削してそのサンプルを採取することにより、巨大地震発生メカニズムや生命の起源などを解明しようとするものです。
なお、MQJ社の概要は、次の通りです。
所在地 :東京都中央区日本橋堀留町2-4-3 新堀留ビル5階
代表取締役社長:市川 祐一郎(日本海洋掘削株式会社 代表取締役・専務執行役員)
資本金 :3億円
出資比率 :日本海洋掘削株式会社60%、日本郵船株式会社40%