GfK Optics Japan、眼鏡市場調査を開始 メガネフレーム市場概況を発表
[08/12/18]
提供元:@Press
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ジーエフケー・オプティックス・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:平野 享一、以下 当社)は、このたび、眼鏡小売店販売実績を収集および統計処理し、メガネフレーム市場の拡大推計データの開始、また当データから見た市場概況を発表した。
【メガネフレーム市場拡大推計データの概要】
協力眼鏡小売店よりアイテム単位で販売実績データを収集および統計処理し、月別・チャネル別に市場拡大推計データを作成。メガネフレームについては、メーカー、ブランド、素材(メタル、セル等)、タイプ(フルリム、リムレス等)、カテゴリ(男性用、女性用等)の各フィーチャー情報をデータに付加することで、細かな分析が可能である。
また、メガネレンズ市場拡大推計データを2009年にリリースする予定である。
【調査対象チャネル】
図1に示すメガネフレーム販売チャネルのうち、当社データは『眼鏡専門店・チェーン店(本文中「眼鏡チェーン店」と表記)』、『眼鏡専門店・3プライス店(同「3プライス店」)』の2チャネルをカバーし、チャネル別にデータを見ることが可能である。
この2チャネルは、金額ベースで全チャネルの約70%を占めている。
注1:チェーン店とは、5店舗以上で展開しているお店を指す。
図1:眼鏡小売販売店チャネル別販売金額構成比(付帯情報「画像1」をご参照ください)
【市場概況概要】
・当社調査対象チャネルのメガネフレーム月平均販売枚数は約110万枚。
・当社調査対象チャネルのうち、販売枚数構成比は眼鏡チェーン店が70%、3プライス店が30%となった。
・平均販売価格構成比は「5,000円未満」が最多で25%、次いで「5,000円以上7,500円未満」の20.2%
・メガネフレームおよびメガネレンズ合計の2008年市場規模は対前年比4.8%減の4,377億円と推測。
(本レポートの金額は全て税込表示、以下同)
【月次平均販売枚数は約110万枚】
2008年1月から10月において、月別販売枚数は約97万枚(10月)から最も多い月の約129万枚(3月)の間を推移しており、月平均にすると約110万枚の販売となる。
1〜10月合計データのチャネル別構成比を見ると、当社調査対象チャネルのうち、「眼鏡チェーン店」が約70%、「3プライス店」が30%であった。
かつては、3月と、ボーナス時期の6・7・12月に販売ピークを迎えるカテゴリーであった。しかし、本データ上からは6・7月に突出した山は見られず、消費者の購入時期が分散してきていることを伺わせる。3月の販売枚数は、1〜10月中最も多いが、チャネル別で見ると「眼鏡チェーン店」(846千枚)は1月(852千枚)の販売枚数に及んでおらず、3月の伸びは「3プライス店」(447千枚)からもたらされていることが分かる。3プライス店の顧客は若年層が多く、新学期、新入学、就職等、新生活を控えたこの時期に、購買者数が増えるものと思われる。
図2:メガネフレーム月別販売枚数推移 (2008年1月〜2008年10月) (付帯情報「画像2」をご参照ください)
【最多価格帯は「5,000円未満」】
当社では、セット販売のみを行うチャネルからも、フレームとレンズを別個にデータ収集している。
2008年1〜10月合計データにおける、最も売れ筋のフレーム販売価格帯は、「5,000円未満」(25%)、次いで「5,000円以上7500円未満」(20.2%)となった。
3プライス店でのフレーム+レンズセット価格は、主に5,000円台、7,000円台、9,000円台、1万円前半台に設定されている。そのフレーム単体価格は「5,000円未満」、「5,000円以上7,500円未満」に多くが集中し、両価格帯のシェアを伸張させる要因となった。
図3:販売価格帯別構成比 (2008年1月〜2008年10月累計) (付帯情報「画像3」をご参照ください)
【2008年フレームおよびレンズ市場規模推測は4,377億円】
当社では、メガネフレームおよびレンズ合計の2008年総市場規模を、対前年比4.8%減の4,377億円と推測した。同市場規模はこれまで、買い替えサイクルの長期化、低価格セット販売チャネルの出現・伸張と、それに伴う単価の下落により、右肩下がりの傾向を続けている。2008年も例外ではなく、特にフレームの市場縮小によって(対前年比9.8%減の1,873億円)、この傾向が続くと推測される。
【ジーエフケー・オプティックス・ジャパンについて】
ジーエフケー・オプティックス・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する世界第4位の調査会社、GfKグループの関連会社である。オプティックス製品に特化した市場調査及びサービスを提供するべく、2007年10月に設立した。現在、日本全国のコンタクトレンズ販売主要チャネルを母集団として、POSデータ・店頭監査データを基に推計した、市場代表性の高いコンタクトレンズ及びレンズケア商品の市場データと関連サービスを提供している。
【メガネフレーム市場拡大推計データの概要】
協力眼鏡小売店よりアイテム単位で販売実績データを収集および統計処理し、月別・チャネル別に市場拡大推計データを作成。メガネフレームについては、メーカー、ブランド、素材(メタル、セル等)、タイプ(フルリム、リムレス等)、カテゴリ(男性用、女性用等)の各フィーチャー情報をデータに付加することで、細かな分析が可能である。
また、メガネレンズ市場拡大推計データを2009年にリリースする予定である。
【調査対象チャネル】
図1に示すメガネフレーム販売チャネルのうち、当社データは『眼鏡専門店・チェーン店(本文中「眼鏡チェーン店」と表記)』、『眼鏡専門店・3プライス店(同「3プライス店」)』の2チャネルをカバーし、チャネル別にデータを見ることが可能である。
この2チャネルは、金額ベースで全チャネルの約70%を占めている。
注1:チェーン店とは、5店舗以上で展開しているお店を指す。
図1:眼鏡小売販売店チャネル別販売金額構成比(付帯情報「画像1」をご参照ください)
【市場概況概要】
・当社調査対象チャネルのメガネフレーム月平均販売枚数は約110万枚。
・当社調査対象チャネルのうち、販売枚数構成比は眼鏡チェーン店が70%、3プライス店が30%となった。
・平均販売価格構成比は「5,000円未満」が最多で25%、次いで「5,000円以上7,500円未満」の20.2%
・メガネフレームおよびメガネレンズ合計の2008年市場規模は対前年比4.8%減の4,377億円と推測。
(本レポートの金額は全て税込表示、以下同)
【月次平均販売枚数は約110万枚】
2008年1月から10月において、月別販売枚数は約97万枚(10月)から最も多い月の約129万枚(3月)の間を推移しており、月平均にすると約110万枚の販売となる。
1〜10月合計データのチャネル別構成比を見ると、当社調査対象チャネルのうち、「眼鏡チェーン店」が約70%、「3プライス店」が30%であった。
かつては、3月と、ボーナス時期の6・7・12月に販売ピークを迎えるカテゴリーであった。しかし、本データ上からは6・7月に突出した山は見られず、消費者の購入時期が分散してきていることを伺わせる。3月の販売枚数は、1〜10月中最も多いが、チャネル別で見ると「眼鏡チェーン店」(846千枚)は1月(852千枚)の販売枚数に及んでおらず、3月の伸びは「3プライス店」(447千枚)からもたらされていることが分かる。3プライス店の顧客は若年層が多く、新学期、新入学、就職等、新生活を控えたこの時期に、購買者数が増えるものと思われる。
図2:メガネフレーム月別販売枚数推移 (2008年1月〜2008年10月) (付帯情報「画像2」をご参照ください)
【最多価格帯は「5,000円未満」】
当社では、セット販売のみを行うチャネルからも、フレームとレンズを別個にデータ収集している。
2008年1〜10月合計データにおける、最も売れ筋のフレーム販売価格帯は、「5,000円未満」(25%)、次いで「5,000円以上7500円未満」(20.2%)となった。
3プライス店でのフレーム+レンズセット価格は、主に5,000円台、7,000円台、9,000円台、1万円前半台に設定されている。そのフレーム単体価格は「5,000円未満」、「5,000円以上7,500円未満」に多くが集中し、両価格帯のシェアを伸張させる要因となった。
図3:販売価格帯別構成比 (2008年1月〜2008年10月累計) (付帯情報「画像3」をご参照ください)
【2008年フレームおよびレンズ市場規模推測は4,377億円】
当社では、メガネフレームおよびレンズ合計の2008年総市場規模を、対前年比4.8%減の4,377億円と推測した。同市場規模はこれまで、買い替えサイクルの長期化、低価格セット販売チャネルの出現・伸張と、それに伴う単価の下落により、右肩下がりの傾向を続けている。2008年も例外ではなく、特にフレームの市場縮小によって(対前年比9.8%減の1,873億円)、この傾向が続くと推測される。
【ジーエフケー・オプティックス・ジャパンについて】
ジーエフケー・オプティックス・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する世界第4位の調査会社、GfKグループの関連会社である。オプティックス製品に特化した市場調査及びサービスを提供するべく、2007年10月に設立した。現在、日本全国のコンタクトレンズ販売主要チャネルを母集団として、POSデータ・店頭監査データを基に推計した、市場代表性の高いコンタクトレンズ及びレンズケア商品の市場データと関連サービスを提供している。