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マザーズ指数は反落、リスク回避的な動きが波及、IPO2社は初値7割高

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場は、日経平均が下げ幅を広げるとともに売りが出て軟調な展開だった。米経済指標や国内企業業績の悪化、さらに東京都の新型コロナウイルス感染拡大などから金融市場全体にリスク回避的な動きが広がり、マザーズ市場にも波及した。ただ、マザーズ指数は週半ばまでの下げがややきつかったためか、日経平均が下げ渋る場面では押し目買いも入った。なお、マザーズ指数は反落、下落率は1.4%と日経平均(2.8%)ほどではなかった。売買代金は概算で2003.50億円。騰落数は、値上がり34銘柄、値下がり286銘柄、変わらず2銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のフリー<4478>、ラクス<3923>、弁護士コム<6027>や売買代金上位のAiming<3911>、ブライトパス<4594>、ロコンド<3558>が下落。Aimingは上期業績の上振れを受けた買いが続かず、前場中ごろを過ぎると失速した。また、ベストワンドット<6577>などが下落率上位に顔を出した。一方、アンジェス<4563>、BASE<4477>、メルカリ<4385>などが上昇。PSS<7707>は来週発売するPCR検査装置への期待から売買代金トップで大幅高となった。また、ツクルバ<2978>
がストップ高水準まで買われ、プロパティDBK<4389>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
 なお、本日マザーズに新規上場した日本情報C<4054>とサンアスタリスク<4053>は揃って公開価格を7割ほど上回る初値を付けた。


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