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マザーズ指数は3日ぶり反落、「ウィズコロナ」成長株に売り、IPO初値持ち越し

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、利益確定の売りが優勢となった。前日の米国市場では新型コロナウイルスの治療法やワクチンの開発に期待が高まり、本日の東京市場でもこうした流れを引き継いだ。経済活動正常化への期待から景気敏感株を中心に買いが入る一方、任天堂<7974>やエムスリー<2413>、それにマザーズ市場の新興ハイテク株といった「ウィズコロナ」関連のグロース(成長)株には利益確定の売りが出た。なお、マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金は概算で3209.71億円と連日で3000億円台乗せ。騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり180銘柄、変わらず14銘柄となった。
 個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、ラクス<3923>、弁護士コム<6027>などが軟調。売買代金上位ではモダリス<4883>、GNI<2160>、BASE<4477>などが下落し、マクアケ<4479>は前日急騰した反動でやや下げ幅が大きかった。また、MTG<
7806>が下落率トップとなった。一方、ティアンドエス<4055>が売買代金トップで続伸。今月7日に新規上場したが、ここまで負けなしとなっている。時価総額上位ではフリー<4478>が小幅に上昇。株式分割実施を発表したSERIOHD<6567>、旅行会社のHANATOUR<6561>などはストップ高を付け、前日に初値を付けたばかりのニューラル<4056>は買い気配のままストップ高比例配分。制限値幅拡大のリファインバス<6531>は5割以上の大幅高となった。
 なお、本日マザーズに新規上場したインタファクトリ<4057>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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