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マザーズ指数は続伸、メルカリが下支え、上げ幅縮小も底堅い値動き、値上がり率トップはサイバーセキュリ

マザーズ市況
 本日のマザーズ指数は、米国市場が上昇し、マザーズ先物は下落してスタートしたが、小幅高で寄り付きとなった。寄り付き後は、時価総額上位のメルカリ<4385>やプレミアアンチエイジング<4934>が上げ幅を拡大して相場を下支えし、マザーズ指数は16.43pt高まで上昇する場面があった。しかし、フリー<4478>、ヘリオス<4593>、ウェルスナビ<7342>など時価総額上位銘柄が下落して相場の重しとなり、マザーズ指数は上げ幅を縮小して取引を終了した。なお、東証1部市場が前引け間際に値を消したことも、相場の上値を抑えたようである。日足チャートは、降りてきた25日線にかぶさる形の陽線で引けており、先物とは若干違う底堅い値動きとなった。
 マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1384.15億円。騰落数は、値上がり206銘柄、値下がり156銘柄、変わらず16銘柄となった。
 個別では、デジタル庁が5400億円の概算要求を行うとの報道によりセキュリティ需要高まりへの思惑からサイバーセキュリティクラウド<4493>が16%を超える上昇となった。また、厚労省が都内の全医療機関にコロナ患者の受け入れ要請との報道により、医療機関のPR需要の高まりへの思惑からEnjin<7370>が11%を超える上昇となった。そのほか、リックソフト<4429>、HENNGE<4475>、フォースタートアップ<7089>が高い。一方、昨日に急騰した高値警戒感による利食い売りに押されてフリークアウトHD<6094>が9%を超える下落となった。また、75日線の重さが意識されフリー<4478>が4%を超える下落となった。そのほか、グローバルウェイ<3936>、ペイロール<4489>、アイキューブドシステムズ<4495>が安い。


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