短期筋の資金回転が中心か
[14/04/23]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は反発。81.77円高の14470.54円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えた。22日のNY市場の上昇や為替の円安の流れを受けて、幅広い銘柄に買いが先行した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の14485円だったが、大阪225先物は14500円と、これを上回ってのスタートに。ただし、その後は25日線レベルでのこう着が続いている。一時14533.69円まで上げ幅を広げる局面もみられたが、その後発表された4月のHSBC中国PMI速報値が予想と一致で材料視されず、前引けにかけて上げ幅を縮めている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇。セクターではゴム製品、その他金融、情報通信、パルプ紙、非鉄金属、精密機器、陸運などが堅調。一方で、鉱業、電力ガス、鉄鋼、医薬品などが冴えない。
日経平均は25日線レベルでの攻防が続いており、前日の後場からの下落部分は吸収している。上値の重さが意識され、売り仕掛け的な動きにつながる可能性はあるが、オバマ米大統領訪日、今晩のアップル、フェイスブックの決算などを控えていることもあり、見極めムードから短期筋の仕掛け的な動きにとどまるとみておきたい。
日本電産<6594>の値動きをみると荒い値動きであり、方向感は掴みづらい状況である。決算を手掛かりにした短期筋の売買が中心であることが窺える。25日線に上値を抑えられているが、短期的にショートに傾いているようだと、大引けにかけてカバーの動きも意識されそうだ。そのほかソフトバンク<9984>への資金流入も活発である。こちらも短期資金が中心とみられるが、買い方優位に映る。(村瀬智一)
<FA>
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇。セクターではゴム製品、その他金融、情報通信、パルプ紙、非鉄金属、精密機器、陸運などが堅調。一方で、鉱業、電力ガス、鉄鋼、医薬品などが冴えない。
日経平均は25日線レベルでの攻防が続いており、前日の後場からの下落部分は吸収している。上値の重さが意識され、売り仕掛け的な動きにつながる可能性はあるが、オバマ米大統領訪日、今晩のアップル、フェイスブックの決算などを控えていることもあり、見極めムードから短期筋の仕掛け的な動きにとどまるとみておきたい。
日本電産<6594>の値動きをみると荒い値動きであり、方向感は掴みづらい状況である。決算を手掛かりにした短期筋の売買が中心であることが窺える。25日線に上値を抑えられているが、短期的にショートに傾いているようだと、大引けにかけてカバーの動きも意識されそうだ。そのほかソフトバンク<9984>への資金流入も活発である。こちらも短期資金が中心とみられるが、買い方優位に映る。(村瀬智一)
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