海外勢はポジション調整の動き
[16/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は反落。132.87円安の17439.62円(出来高概算12億7000万株)で前場の取引を終えている。22日のシカゴ日経225先物清算値が17700円に乗せていたほか、円相場は1ドル111円台と円安に振れていた流れを受けて、買い先行で始まった。
しかし、円相場が1ドル111円前半と朝方から円高に振れてきたほか、先週末の追加緩和に関する報道を受けた上昇に対する利食いも出やすく、日経平均は寄付きを高値に、下げに転じている。途中、プラスに転じる場面もみられたが、前引けにかけて下げ幅を拡大させており、17500円を下回っている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも下落。セクターでは保険、ガラス土石、ゴム製品、非鉄金属、輸送用機器が小じっかり。一方で、パルプ紙、海運、情報通信、銀行、鉱業、建設、食料品、陸運などが冴えない。
買い先行で始まったが、海外勢による利益確定の動きが出ているようである。先週末には「日銀は金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」とメディアが報じたことをきっかけにトレンドが強まっていたが、この段階で過剰に反応したとの見方もあり、ポジション調整の動きとみられる。また、円相場が1ドル111円台前半と、朝方からは円高に振れていることも利食いに向かわせているようである。
後場は為替を睨みながらの相場展開になりそうだが、あくまでも利益確定の流れの中であり、押し目買い意欲は強いとみられる。また、インデックスに絡んだ商いにより幅広い銘柄が下げる格好だが、自動運転やフィンテックなどのテーマ株などへは短期筋の資金が向かいやすい。
なお、日本国内においてブロックチェーン技術の研究開発および実装推進を行う有志企業(発起メンバー 34社)は、日本国内におけるブロックチェーン技術の普及啓発、研究開発推進、関連投資の促進および海外のブロックチェーン団体との連携などを目的に本日「ブロックチェーン推進協会を設立したことを発表した。ブロックチェーン関連へ関心が集まりそうだ。(村瀬 智一)
<AK>
しかし、円相場が1ドル111円前半と朝方から円高に振れてきたほか、先週末の追加緩和に関する報道を受けた上昇に対する利食いも出やすく、日経平均は寄付きを高値に、下げに転じている。途中、プラスに転じる場面もみられたが、前引けにかけて下げ幅を拡大させており、17500円を下回っている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも下落。セクターでは保険、ガラス土石、ゴム製品、非鉄金属、輸送用機器が小じっかり。一方で、パルプ紙、海運、情報通信、銀行、鉱業、建設、食料品、陸運などが冴えない。
買い先行で始まったが、海外勢による利益確定の動きが出ているようである。先週末には「日銀は金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」とメディアが報じたことをきっかけにトレンドが強まっていたが、この段階で過剰に反応したとの見方もあり、ポジション調整の動きとみられる。また、円相場が1ドル111円台前半と、朝方からは円高に振れていることも利食いに向かわせているようである。
後場は為替を睨みながらの相場展開になりそうだが、あくまでも利益確定の流れの中であり、押し目買い意欲は強いとみられる。また、インデックスに絡んだ商いにより幅広い銘柄が下げる格好だが、自動運転やフィンテックなどのテーマ株などへは短期筋の資金が向かいやすい。
なお、日本国内においてブロックチェーン技術の研究開発および実装推進を行う有志企業(発起メンバー 34社)は、日本国内におけるブロックチェーン技術の普及啓発、研究開発推進、関連投資の促進および海外のブロックチェーン団体との連携などを目的に本日「ブロックチェーン推進協会を設立したことを発表した。ブロックチェーン関連へ関心が集まりそうだ。(村瀬 智一)
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