日経平均は小幅続伸、日米経済イベントを控え、よりこう着感が強まる
[16/09/20]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は小幅に続伸。18.61円高の16537.90円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。週明けの米株安の流れを受けて、利食い先行で始まった。ただし、日経平均は寄付きを安値に、その後は下げ幅を縮めると、前場半ばにはプラス圏を回復している。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇。セクターでは電力ガス、情報通信、ゴム製品、輸送用機器、その他製品が上昇。半面、鉱業、鉄鋼、倉庫運輸が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>の下げが目立っている。
日米金融イベントを控え、売り買いが交錯している。ただし、寄付きが安値となる形で切り返していることから、チャート上は先週後半の価格水準で陽線を形成しており、底堅さが意識される。銀行は高安まちまちだが、メガバンク3行がしっかりであり、安心感につながろう。また、為替相場は1ドル101円台後半での推移ではあるが、トヨタ自<7203>など自動車株の上昇もセンチメントを明るくさせる。
引き続き底堅さが意識されることが期待されるが、日米経済イベントを控えているため、オーバーナイトのポジションは取りづらいと考えられる。大引けにかけては、ポジション調整の流れから、よりこう着感が強まる可能性はありそうだ。(村瀬智一)
<AK>
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇。セクターでは電力ガス、情報通信、ゴム製品、輸送用機器、その他製品が上昇。半面、鉱業、鉄鋼、倉庫運輸が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>の下げが目立っている。
日米金融イベントを控え、売り買いが交錯している。ただし、寄付きが安値となる形で切り返していることから、チャート上は先週後半の価格水準で陽線を形成しており、底堅さが意識される。銀行は高安まちまちだが、メガバンク3行がしっかりであり、安心感につながろう。また、為替相場は1ドル101円台後半での推移ではあるが、トヨタ自<7203>など自動車株の上昇もセンチメントを明るくさせる。
引き続き底堅さが意識されることが期待されるが、日米経済イベントを控えているため、オーバーナイトのポジションは取りづらいと考えられる。大引けにかけては、ポジション調整の流れから、よりこう着感が強まる可能性はありそうだ。(村瀬智一)
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