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日経平均は4日続落、一時20200円近くまで下落も下げ幅縮める

相場概況
日経平均は4日続落。欧米株高の流れを受けて日経平均は96円高からスタートしたが、第1四半期決算発表とともに通期業績見通しを下方修正したファナック<6954>や東エレク<8035>の急落が押し下げ要因となり、寄り付きを高値にマイナスへと転じた。前場には一時20205.21円(前日比123.68円安)まで下げ幅を広げる場面があり、売り一巡後は20200円台前半でのもみ合いが続いた。後場に入ると前日終値水準まで値を戻したものの、買いが一巡すると上値の重い展開となった。

大引けの日経平均は前日比25.98円安の20302.91円となった。東証1部の売買高は20億3392万株、売買代金は2兆4597億円だった。業種別では、電気機器、海運業、機械が下落率上位だった。一方、情報・通信業、小売業、精密機械が上昇率上位だった。

個別では、東電力<9501>、村田製<6981>、三菱重工<7011>、東芝<6502>、日立<6501>などが軟調。東エレクが東証1部下落率2位、ファナックが同3位となり、ともに10%超の下落に。アドバンテス<6857>も前日の決算発表を受けて8%近い下げ。売買代金上位ではキーエンス<6861>も4%安と下げが目立った。一方、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクグ<9984>などが堅調。KLab<3656>が商いを伴って大きく上昇したほか、NTT<9432>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>などは2%超上げた。また、ジンズメイト<7448>、スクロール<8005>、邦チタニウム<5727>などが東証1部上昇率上位となった。

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