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日経平均は3日続落、重要イベント控え売り一巡後は動意乏しく

相場概況
日経平均は3日続落。26日の海外市場で原油先物相場が反発したことや、為替相場が円安に振れたことを受けて、日経平均は16円高でスタートした。寄り付き後は17400円台に乗せる場面も見られたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日本銀行・金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードに加え、米アップルが決算を受けて時間外取引で急落したことなどが重しとなり、日経平均はマイナスに転じた。前場に一時17230.23円(前日比123.05円安)まで下落したが、その後は動意に欠ける展開が続いた。

大引けの日経平均は前日比62.79円安の17290.49円となった。東証1部の売買高は20億4047万株、売買代金は2兆2630億円だった。業種別では、陸運業、電気機器、鉄鋼が下落率上位だった。一方、水産・農林業、鉱業、食料品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、NTTドコモ<9437>などが軟調。三菱自<7211>は6日続落。決算を受けてキヤノン<7751>やシマノ<7309>が5%安となったほか、JFE<5411>も3%超の下落。ファナック<6954>、村田製<6981>などアップル関連銘柄も下げが目立った。また、SMK<6798>、三晃金<1972>、信越ポリ<7970>などが東証1部下落率上位となった。一方、ファーストリテ<9983>、日本電産<6594>、JT<2914>などが堅調。みずほ<8411>やゆうちょ銀行<7182>も小幅に上昇。前日決算発表した信越化<4063>が4%近く上昇したほか、川重<7012>は取引時間中に決算を発表して切り返した。印子会社の決算が好感されたスズキ<7269>も買われた。また、ストップ高まで上昇したM2HD<8728>や、コカウエスト<2579>との経営統合を発表したコカ・コーラE<2580>などが東証1部上昇率上位となった。

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