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日経平均は大幅に6日続伸、任天堂や関連銘柄の活況続く

相場概況
日経平均は大幅に6日続伸。18日の米国市場では、NYダウが16ドル高と小幅ながら7日続伸した。週末に発生したトルコのクーデターは未遂に終わり、過度な警戒感が後退した。為替相場も朝方は1ドル=106円台と円安推移しており、日経平均はこうした流れから114円高でスタートした。ただ、日経平均は前週の5日間で計1390円上昇していたこともあり、前場には伸び悩む場面も見られた。後場に入ると16600円を挟んだもみ合いが続いたが、引けにかけて強含み、終値としては6月8日以来となる16700円台を回復した。

大引けの日経平均は前週末比225.46円高の16723.31円となった。東証1部の売買高は20億1050万株、売買代金は2兆9957億円だった。業種別では、その他製品が8%近く上昇したほか、海運業、パルプ・紙が上昇率上位だった。一方、下落したのは情報・通信業、その他金融業、ゴム製品の3業種のみだった。

個別では、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」の好調で話題の任天堂<7974>が14%高と大幅に3日続伸した。売買代金は1銘柄で7036億円に達し、株価は10年5月以来となる3万円台を回復した。その他売買代金上位では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>などがしっかり。前週末にストップ高を付けたファーストリテ<9983>は3%高と続伸し指数を押し上げた。東エレク<8035>は5%近い上昇。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたVテク<7717>は商いを伴って14%を超える上昇に。また、ポケモン関連に位置付けられているハピネット<7552>、SKジャパン<7608>、イマジカロボッ<6879>、サノヤスHD<7022>がストップ高まで買われ、東証1部上昇率上位となった。一方、JT<2914>、みずほ<8411>、マツダ<7261>などが下落。上場2日目のLINE<3938>は8%安と大きく売られた。また、英半導体設計大手の買収を発表したソフトバンクグ<9984>や、ネオス<3627>、KLab<3656>などが東証1部下落率上位となった。

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