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日経平均は小幅続落、薄商いで出来高は今年最低

相場概況
日経平均は小幅続落。28日の米国市場でNYダウは63ドル高となり、過去最高値を更新した。円相場も朝方は1ドル=112円台後半で上げ一服となっており、本日の日経平均はこうした流れを受けて47円高からスタートした。銀行株や資源関連株などが買われ、後場に入ると一時22881.21円(前日比97.23円高)まで上昇したが、その後利益確定売りに押され伸び悩んだ。年末年始の休暇を前に閑散取引となり、東証1部の出来高は今年最低だった。日経平均は6年連続での上昇となった。

大引けの日経平均は前日比19.04円安の22764.94円となった。東証1部の売買高は8億
8915万株、売買代金は1兆5465億円だった。業種別では、食料品、化学、サービス業が下落率上位だった。一方、ガラス・土石製品、パルプ・紙、銀行業が上昇率上位だった。

個別では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>などが小安い。東エレク<8035>、信越化<4063>、SUMCO<3436>などの半導体関連株は軟調。業績観測が報じられたローソン<2651>は3%下落した。また、第3四半期決算が大幅減益となったアダストリア<2685>のほか、UMCエレ
<6615>やenish<3667>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、米長期金利の上昇を受けて三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>といったメガバンク株が買われた。三菱商<8058>や住友鉱<5713>は商品市況の上昇でしっかり。任天堂<7974>もプラスを確保した。また、業績上方修正の三機サービス<6044>のほか、ナイガイ
<8013>や津田駒<6217>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。


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