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日経平均は大幅反発、8カ月ぶりに取引時間中の年初来高値更新

相場概況
日経平均は大幅反発。27日の米国市場ではNYダウが54ドル高と4日ぶりに反発。円相場は堅調な米経済指標を受けて1ドル=113円台半ばまで下落し、本日の日経平均は米株高や円安を好感して283円高からスタートした。前場は強含みの展開となり、1月23日に付けていた取引時間中の年初来高値(24129.34円)をおよそ8カ月ぶりに更新すると、追随買いの動きも見られた。後場の寄り付きでこの日の高値24286.10円(前日比489.36円高)を付けたが、その後は短期的な達成感や高値警戒感から利益確定の売りも出た。

大引けの日経平均は前日比323.30円高の24120.04円となった。終値ベースでは年初来高値更新とならなかった。東証1部の売買高は15億5726万株、売買代金は3兆1929億円だった。
業種別では、情報・通信業、化学、パルプ・紙が上昇率上位だった。一方、空運業や繊維製品など4業種が下落した。

個別では、ソフトバンクG<9984>が4%を超える上昇となり、日経平均を約57円押し上げた。ソニー<6758>やキーエンス<6861>といったハイテク株も堅調ぶりが目立った。米ハイテク株高の流れを引き継いだようだ。その他売買代金上位ではファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などが上昇。また、ゲーム関連のボルテージ<3639>やアカツキ<3932>、業績上方修正のJCRファーマ<4552>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、サイバー<4751>、武田薬<4502>、スズキ<7269>、NTT<9432>、スタートトゥ<3092>などが軟調。太陽誘電<6976>は3%超下落した。業績下方修正の吉野家HD<9861>は5%超安。また、サイバネット<4312>や田淵電機<6624>が東証1部下落率上位に顔を出した。


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