ファナックがけん引、売り一巡後の東エレクなどに関心
[15/04/28]
提供元:株式会社フィスコ
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日経225・本日の想定レンジ
[本日の想定レンジ]
27日のNY市場は下落。ギリシャが債務交渉チームの再編を行い、同国財務相の権限を縮小したことで欧州株が全面高となり、米国株も上昇して始まった。しかしながら、本日引け後に予定されているアップル(AAPL)の決算や、明日から2日間に渡って開催される連邦公開市場委員会 (FOMC)、29日に発表される1-3月期GDP速報値などの結果を見極めたいとの思惑から上げ幅を縮小し、下げに転じた。ダウ平均は42.17ドル安の18037.97、ナスダックは31.84ポイント安の5060.25。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の20060円。
シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は2万円を回復して始まりそうである。注目のファナック<6954>は、15年3月期から配当性向を従来の2倍の60%に引き上げると発表。また、総還元性向で、今後5年間の平均で最大80%の範囲内で自社株買いを行うと伝えられている。この発表を受けて買いが先行するとみられ、日経平均をけん引する格好になりそうだ。
一方で東京エレク<8035>、コマツ<6301>、キヤノン<7751>などに売りが向かいやすいとみられる。もっとも需給状況が良好ななか、売り一巡後の底堅い動きが見られるようだと、日経平均は2万円固めからリバウンドを意識した展開にも。昨日は、5日線やボリンジャーバンドの+1σレベルでの攻防が続いた。また、下を売り込む流れにもならず、22日の上昇局面で空けたマド(19909.09-19983.00円)を埋めた後は、2万円を挟んでのこう着だった。一目均衡表では転換線が支持線として意識されている。19950-20250円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 20250円−下限 19950円
<TM>
27日のNY市場は下落。ギリシャが債務交渉チームの再編を行い、同国財務相の権限を縮小したことで欧州株が全面高となり、米国株も上昇して始まった。しかしながら、本日引け後に予定されているアップル(AAPL)の決算や、明日から2日間に渡って開催される連邦公開市場委員会 (FOMC)、29日に発表される1-3月期GDP速報値などの結果を見極めたいとの思惑から上げ幅を縮小し、下げに転じた。ダウ平均は42.17ドル安の18037.97、ナスダックは31.84ポイント安の5060.25。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の20060円。
シカゴ先物にさや寄せする格好から、日経平均は2万円を回復して始まりそうである。注目のファナック<6954>は、15年3月期から配当性向を従来の2倍の60%に引き上げると発表。また、総還元性向で、今後5年間の平均で最大80%の範囲内で自社株買いを行うと伝えられている。この発表を受けて買いが先行するとみられ、日経平均をけん引する格好になりそうだ。
一方で東京エレク<8035>、コマツ<6301>、キヤノン<7751>などに売りが向かいやすいとみられる。もっとも需給状況が良好ななか、売り一巡後の底堅い動きが見られるようだと、日経平均は2万円固めからリバウンドを意識した展開にも。昨日は、5日線やボリンジャーバンドの+1σレベルでの攻防が続いた。また、下を売り込む流れにもならず、22日の上昇局面で空けたマド(19909.09-19983.00円)を埋めた後は、2万円を挟んでのこう着だった。一目均衡表では転換線が支持線として意識されている。19950-20250円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 20250円−下限 19950円
<TM>










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