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後場の日経平均は83円安でスタート、ファーストリテや川崎汽船が軟調

後場の寄り付き概況
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28823.07;-83.81TOPIX;1996.11;-2.88

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比83.81円安の28823.07円と、前引けから下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は28780〜28860円のレンジで軟調もみ合い。ドル・円は1ドル=115.00円前後と朝方から10銭ほど円安水準での動き。アジア市況は上海総合指数が寄り付きから上げ幅を広げ堅調で、香港ハンセン指数も小じっかり。大納会後場の日経平均は前日終値を100円近く割り込んだ水準で軟調に推移。下げ渋った前引けから一転して再び下げ幅を広げている。年末年始の間の海外市場や国内での新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」感染の動向など、空白リスクを嫌った動きから持ち高調整売りが優勢となっているようだ。

 セクター別ではその他製品、空運業、水産・農林業などが下落率上位に並んでいる一方。ゴム製品、情報・通信業、パルプ・紙などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、川崎汽船<9107>、武田薬<4502>、村田製<6981>、ベイカレント<6532>、OLC<4661>などが軟調。一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、レノバ<9519>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、ZHD<4689>、NTT<9432>などが堅調に推移している。


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