決算本格化、ファナックには改めて期待が高まるか
[15/04/27]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
27日の東京市場は底堅い展開が見込まれる。24日の米国市場ではハイテク大手の決算などが材料視され、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の20070円だった。先週末の日経平均は3ケタの下落となるものの、2万円処での底堅さが意識されていたこともあり、やや買い優勢の展開が期待される。
しかし、円相場は1ドル118円台後半とやや円高に振れていることもあり、上値の重さは意識されやすい。また、今週から決算発表が本格化する。株主還元策を発表する企業が目立つ中、決算に対する関心が一段と高まるとともに模様眺めムードも強まる可能性がある。
物色については業績相場がより強まることになるが、ゴールデンウィークに突入するため、短期的な商いが中心になりやすい面はありそうだ。そのため、決算を手掛かりとするものの、やや日替わり的な物色にもなりやすいだろう。とりわけ、決算ではファナック<6954>が予定されており、改めて株主還元策等への期待が高まりそうである。
また、28日、29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。29日には1-3月期の米国内総生産(GDP)が発表される。そして30日には日本銀行が金融政策決定会合を開く。FOMCについては利上げ開始時期に関する発言などが注目される。金融政策決定会合では、ここ最近の銀行株の上昇などをみると、追加緩和への期待感なども根強かったと考えられるため、思惑的な商いが強まりそうである。
<AK>
しかし、円相場は1ドル118円台後半とやや円高に振れていることもあり、上値の重さは意識されやすい。また、今週から決算発表が本格化する。株主還元策を発表する企業が目立つ中、決算に対する関心が一段と高まるとともに模様眺めムードも強まる可能性がある。
物色については業績相場がより強まることになるが、ゴールデンウィークに突入するため、短期的な商いが中心になりやすい面はありそうだ。そのため、決算を手掛かりとするものの、やや日替わり的な物色にもなりやすいだろう。とりわけ、決算ではファナック<6954>が予定されており、改めて株主還元策等への期待が高まりそうである。
また、28日、29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。29日には1-3月期の米国内総生産(GDP)が発表される。そして30日には日本銀行が金融政策決定会合を開く。FOMCについては利上げ開始時期に関する発言などが注目される。金融政策決定会合では、ここ最近の銀行株の上昇などをみると、追加緩和への期待感なども根強かったと考えられるため、思惑的な商いが強まりそうである。
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