日米金融政策に関心が集まる、ハイテク決算の市場反応見極め
[16/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
25日の日本株市場は、買い先行の相場展開となろう。今週は日米金融政策に関心が集まることになるが、特に日銀の金融政策決定会合に市場の関心が集まりやすいだろう。日経平均は4日続伸で直近のもち合いレンジを上放れ、2月以来の水準を回復してきている。シグナルが好転してきており、先高期待が高まりやすい。22日のシカゴ日経225先物清算値は17700円台に乗せており、一段のリバウンドが期待されそうだ。
日銀の金融政策決定会合では、追加緩和に踏み切るとの見方が、ブルームバーグによるエコノミスト調査で6割近くに達したようだ。先週末には「日銀は金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」とメディアが報じたことをきっかけに上昇トレンドが強まった。
また、為替市場では1ドル111円台に乗せてきている。今週は決算発表が本格化するが、今期大幅減益の流れが警戒されるなか、足元の円高一服により、アク抜けにつながる可能性はあるだろう。本日は日本電産<6594>の決算が予定されているが、電子部品大手の受注減が伝えられるなか、減益決算を織り込むシグナルが出てくることが期待される。
<AK>
日銀の金融政策決定会合では、追加緩和に踏み切るとの見方が、ブルームバーグによるエコノミスト調査で6割近くに達したようだ。先週末には「日銀は金融機関への貸し出しにもマイナス金利を検討」とメディアが報じたことをきっかけに上昇トレンドが強まった。
また、為替市場では1ドル111円台に乗せてきている。今週は決算発表が本格化するが、今期大幅減益の流れが警戒されるなか、足元の円高一服により、アク抜けにつながる可能性はあるだろう。本日は日本電産<6594>の決算が予定されているが、電子部品大手の受注減が伝えられるなか、減益決算を織り込むシグナルが出てくることが期待される。
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