個人主体による中小型株物色が中心になりそう
[16/05/13]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
13日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になろう。12日の米国市場はまちまちの展開。週間新規失業保険申請件数が予想より増加したことで利上げ観測が後退したほか、原油相場の上昇が材料視される半面、ハイテク株の下げが重しとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の16635円。
オプションSQが通過することから、需給面では軽くなる可能性があるが、決算発表がピークとなるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが高まりやすいと考えられる。機関投資家が動きづらいなか、個人主体による中小型株物色が中心になりそうである。
また、鴻海精密工業が発表した1-3月期営業益は8%減となり、これがiPhone販売への鈍化懸念となり、米アップルは約2年ぶりの安値をつけている。そのため、電子部品株などには、改めて嫌気売りが向かう可能性がありそうだ。
一方、SQが通過し、決算ピークが通過する来週以降は、主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」を控え、政府の財政出動策への期待が改めて下支え要因になりそうだ。下値の堅さが意識されるなか、決算結果もアク抜けとなれば、目先リバウンドが意識されてくる。
<AK>
オプションSQが通過することから、需給面では軽くなる可能性があるが、決算発表がピークとなるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが高まりやすいと考えられる。機関投資家が動きづらいなか、個人主体による中小型株物色が中心になりそうである。
また、鴻海精密工業が発表した1-3月期営業益は8%減となり、これがiPhone販売への鈍化懸念となり、米アップルは約2年ぶりの安値をつけている。そのため、電子部品株などには、改めて嫌気売りが向かう可能性がありそうだ。
一方、SQが通過し、決算ピークが通過する来週以降は、主要7か国の首脳会議「伊勢志摩サミット」を控え、政府の財政出動策への期待が改めて下支え要因になりそうだ。下値の堅さが意識されるなか、決算結果もアク抜けとなれば、目先リバウンドが意識されてくる。
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