アップルやバイオ関連、ソニーの業績見通しに関心
[16/05/24]
提供元:株式会社フィスコ
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オープニングコメント
24日の日本株市場は売り先行も、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。23日の米国市場は小幅に下落。円相場は1ドル109円前半での推移となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の16510円だった。朝方はこれにさや寄せする格好となろう。
ただし、日経平均の16500-16800円辺りのレンジ相場が続くなか、レンジ下限レベルでの底堅さが意識されるとみておきたい。伊勢志摩サミットを控えて政策に対する思惑が、売り込みづらくさせると考えられる。物色の流れとしてはテーマ性のある銘柄に向かいやすいであろう。
米アップルが部品供給業者に対し、次世代iPhone向けの部品を従来の予想よりも多く生産するよう要請したと報じられている。電子部品などのほか、有機EL関連などへの波及が意識されやすい。
その他、ドイツの大手医薬品メーカー、バイエルは、遺伝子組み換え種子の製造・販売で世界最大手のモンサントに対し、日本円にしておよそ6兆8000億円で買収するという提案を行ったと発表。遺伝子などのバイオ株などへは再編機運が高まりそうである。
「ソフトバンク、テンセントにスーパーセル売却交渉」「日産、カルソニックカンセイ売却」などの報道も材料視されることになろう。また、本日はソニー<6758>が業績見通しを発表する予定である。熊本地震の影響で発表を延期していたが、アク抜けにつながるかが注目される。同社はAI、自動運転、ドローン、VRといった材料が豊富でもあり、高値を窺う展開となれば、市場のセンチメントを明るくさせよう。
<AK>
ただし、日経平均の16500-16800円辺りのレンジ相場が続くなか、レンジ下限レベルでの底堅さが意識されるとみておきたい。伊勢志摩サミットを控えて政策に対する思惑が、売り込みづらくさせると考えられる。物色の流れとしてはテーマ性のある銘柄に向かいやすいであろう。
米アップルが部品供給業者に対し、次世代iPhone向けの部品を従来の予想よりも多く生産するよう要請したと報じられている。電子部品などのほか、有機EL関連などへの波及が意識されやすい。
その他、ドイツの大手医薬品メーカー、バイエルは、遺伝子組み換え種子の製造・販売で世界最大手のモンサントに対し、日本円にしておよそ6兆8000億円で買収するという提案を行ったと発表。遺伝子などのバイオ株などへは再編機運が高まりそうである。
「ソフトバンク、テンセントにスーパーセル売却交渉」「日産、カルソニックカンセイ売却」などの報道も材料視されることになろう。また、本日はソニー<6758>が業績見通しを発表する予定である。熊本地震の影響で発表を延期していたが、アク抜けにつながるかが注目される。同社はAI、自動運転、ドローン、VRといった材料が豊富でもあり、高値を窺う展開となれば、市場のセンチメントを明るくさせよう。
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