引けにかけて若干のリスクを取りに行く動きも
[16/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
オープニングコメント
23日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になろう。22日の米国市場は、イエレンFRB議長証言を受けて上げ幅を広げる場面もみられたが、英国のEU離脱を巡る国民投票を控え引けにかけて下げに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の15930円となり、売り先行の展開になりそうだ。
英国のEU離脱を巡る国民投票の行方を見極めたいとする模様眺めムードが高まり、短期的な売買にとどまりそうである。出口調査が解禁されるのは、日本時間の24日6時からとされている。その後昼ごろに情勢が判明するとみられている。それまでは、民間のリサーチ会社による報道等に振らされやすいだろう。
EU残留の可能性が高まる場面においては、24日朝の上昇を先取りした先物主導での買い仕掛けもあると考えられる。基本的には総見送り商状であろうが、若干のリスクを取りに行く動きがみられてくるようだと、大引けにかけてリバウンド基調が強まる可能性も意識しておきたい。
物色の流れとしては外部リスクに振らされ難い中小型株での短期的な値幅取り狙いに。米国での商用ドローンの規制緩和を受けたドローン関連のほか、東京ビッグサイトでは3D&バーチャル リアリティ展が開催されており、3D、AR/VRなどの関連銘柄も注目される。その他、ノーマークである選挙関連なども押し目を意識しておきたいところだ。
<AK>
英国のEU離脱を巡る国民投票の行方を見極めたいとする模様眺めムードが高まり、短期的な売買にとどまりそうである。出口調査が解禁されるのは、日本時間の24日6時からとされている。その後昼ごろに情勢が判明するとみられている。それまでは、民間のリサーチ会社による報道等に振らされやすいだろう。
EU残留の可能性が高まる場面においては、24日朝の上昇を先取りした先物主導での買い仕掛けもあると考えられる。基本的には総見送り商状であろうが、若干のリスクを取りに行く動きがみられてくるようだと、大引けにかけてリバウンド基調が強まる可能性も意識しておきたい。
物色の流れとしては外部リスクに振らされ難い中小型株での短期的な値幅取り狙いに。米国での商用ドローンの規制緩和を受けたドローン関連のほか、東京ビッグサイトでは3D&バーチャル リアリティ展が開催されており、3D、AR/VRなどの関連銘柄も注目される。その他、ノーマークである選挙関連なども押し目を意識しておきたいところだ。
<AK>