コロプラ、ワコム、トヨタ紡織など
[14/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
本日の注目個別銘柄
<3668> コロプラ 3960 +700大幅高。昨日、第3四半期の決算を発表している。営業利益は169.6億円、前年同期比5倍の水準にまで膨らんでいる。通期予想は従来の180億円から227億円にまで上方修正へ。4-6月期は前四半期比で27%営業増益、1-3月期の成長率鈍化から、再度増益率が拡大する格好に。上方修正された通期計画も、順調スタートの「白猫プロジェクト」の貢献を織り込んでおらず、さらなる上振れの可能性が高いといった見方にも。
<6952> カシオ計算機 1747 +126買い優勢。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は70.2億円で前年同期比75%増益となり、上半期予想は140億円から155億円に上方修正している。主力の時計事業の好調などで、実績値はコンセンサスを10億円強上振れる格好に。また、さらなる自社株買いの可能性なども示唆されているもようであり、株主還元策に対する期待感なども高まる状況のようだ。信用倍率0.7倍と需給妙味の強さなども支援材料に。
<6701> NEC 403 +18買い優勢。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は70.6億円の赤字であるが、前年同期比では147.5億円の収益改善となっている。会社計画も50億円程度上振れているようだ。足元では評価の高まる展開となっていたが、収益改善は想定以上との見方が優勢に。なお、関心が高まっているIFRS導入に関しては、370億円の純利益押し上げ効果となるもよう。
<5476> 日本高周波鋼業 116 +11急伸。前日に発表した第1四半期決算では、営業利益は1.8億円となり、前年同期比2.1倍に。上半期予想は0.3億円の赤字から1.4億円の黒字に上方修正している。販売価格の改善、高付加価値製品の拡大、コストダウンの進展などが業績上振れの背景に。足元の想定以上の収益改善がインパクト、株価水準の値頃感の強さも妙味となって、短期資金の値幅取りの動きなど強まる形になっている。
<6727> ワコム 479 -100ストップ安。前日に発表した第1四半期決算を嫌気材料視している。営業利益は0.8億円にとどまり、前年同期比では92%の大幅減益に、通期予想は従来の105億円から55億円に一転しての大幅減益見通しに下方修正している。スマホ向けコンポーネント事業の低迷が業績悪化の背景となる。メリルリンチ(ML)では、ペンタブレットやモバイル製品など屋台骨であるブランド製品事業の減速が、今回の決算で新たに顕在化したとして、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げしている。
<3116> トヨタ紡織 1179 +85決算発表を受けて大幅高の展開に。第1四半期営業利益は73.7億円で前年同期比3.0%減益、上半期計画90億円、同44.4%減益予想に対する進捗率は81.9%にまで達している。期初計画は保守的と見られていたものの、上半期予想のコンセンサス100億円強の水準も切り上がることが想定される状況に。信用倍率は0.6倍台と売り長の状況にあり、決算後の株価上昇が売り方の買い戻しも誘う形と見られる。
<9107> 川崎汽船 222 +11後場は強い動き。前引け後に発表した第1四半期決算がポジティブに捉えられている。経常利益は64.8億円で前年同期比41%減益、先の観測報道である70億円前後からやや下振れる形に。ただ、営業利益は96.8億円で同32%増と大幅増益を達成、上半期計画180億円に対する進捗率は過半を超過する状況となっている。実態面の好調を見直す動きに。また、日本郵船や商船三井が通期予想を下方修正する中、同社は据え置きで売上予想のみ上方修正、相対的な安心感にもつながる。
<4151> 協和キリン 1419 +68大幅高。昨日の取引時間中に上半期決算を発表している。営業利益は184億円で前年同期比32%減益となったが、従来計画の160億円は上振れる着地となっている。つれて、通期予想も410億円から450億円に上方修正へ。上振れ決算に加えて、アストラゼネカとのガン免疫療法における開発提携契約締結も発表、評価材料につながっているようだ。野村では、パイプラインの期待感の高まりを映して、投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価は1580円としている。
<6504> 富士電機 536 +21強い動きが目立つ。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は19億円で前年同期比4倍となり、上半期予想は従来の25億円から45億円に上方修正している。第1四半期は不需要期であるものの、市場予想は5億円強上振れている。パワー半導体などが上振れの主因となっているようだ。収益水準の向上も加わり、パワー半導体や社会インフラ事業に対する先行き期待などをあらためて強める動きにも。
<6816> アルパイン 1634 +65後場は一段高。前引け後に決算発表を控え、期待感が先行する形になっていたが、好決算の発表であらためて評価が高まる展開にもなっているようだ。営業利益は20.1億円で前年同期比41%増益、通期計画80億円、前期比18%減益見通しに対して順調なスタートを切っている。業績予想は据え置きながら、上振れ期待などが高まる方向に。また、信用取組が拮抗している中で買い戻しも誘われる形か。
<FA>
<6952> カシオ計算機 1747 +126買い優勢。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は70.2億円で前年同期比75%増益となり、上半期予想は140億円から155億円に上方修正している。主力の時計事業の好調などで、実績値はコンセンサスを10億円強上振れる格好に。また、さらなる自社株買いの可能性なども示唆されているもようであり、株主還元策に対する期待感なども高まる状況のようだ。信用倍率0.7倍と需給妙味の強さなども支援材料に。
<6701> NEC 403 +18買い優勢。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は70.6億円の赤字であるが、前年同期比では147.5億円の収益改善となっている。会社計画も50億円程度上振れているようだ。足元では評価の高まる展開となっていたが、収益改善は想定以上との見方が優勢に。なお、関心が高まっているIFRS導入に関しては、370億円の純利益押し上げ効果となるもよう。
<5476> 日本高周波鋼業 116 +11急伸。前日に発表した第1四半期決算では、営業利益は1.8億円となり、前年同期比2.1倍に。上半期予想は0.3億円の赤字から1.4億円の黒字に上方修正している。販売価格の改善、高付加価値製品の拡大、コストダウンの進展などが業績上振れの背景に。足元の想定以上の収益改善がインパクト、株価水準の値頃感の強さも妙味となって、短期資金の値幅取りの動きなど強まる形になっている。
<6727> ワコム 479 -100ストップ安。前日に発表した第1四半期決算を嫌気材料視している。営業利益は0.8億円にとどまり、前年同期比では92%の大幅減益に、通期予想は従来の105億円から55億円に一転しての大幅減益見通しに下方修正している。スマホ向けコンポーネント事業の低迷が業績悪化の背景となる。メリルリンチ(ML)では、ペンタブレットやモバイル製品など屋台骨であるブランド製品事業の減速が、今回の決算で新たに顕在化したとして、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げしている。
<3116> トヨタ紡織 1179 +85決算発表を受けて大幅高の展開に。第1四半期営業利益は73.7億円で前年同期比3.0%減益、上半期計画90億円、同44.4%減益予想に対する進捗率は81.9%にまで達している。期初計画は保守的と見られていたものの、上半期予想のコンセンサス100億円強の水準も切り上がることが想定される状況に。信用倍率は0.6倍台と売り長の状況にあり、決算後の株価上昇が売り方の買い戻しも誘う形と見られる。
<9107> 川崎汽船 222 +11後場は強い動き。前引け後に発表した第1四半期決算がポジティブに捉えられている。経常利益は64.8億円で前年同期比41%減益、先の観測報道である70億円前後からやや下振れる形に。ただ、営業利益は96.8億円で同32%増と大幅増益を達成、上半期計画180億円に対する進捗率は過半を超過する状況となっている。実態面の好調を見直す動きに。また、日本郵船や商船三井が通期予想を下方修正する中、同社は据え置きで売上予想のみ上方修正、相対的な安心感にもつながる。
<4151> 協和キリン 1419 +68大幅高。昨日の取引時間中に上半期決算を発表している。営業利益は184億円で前年同期比32%減益となったが、従来計画の160億円は上振れる着地となっている。つれて、通期予想も410億円から450億円に上方修正へ。上振れ決算に加えて、アストラゼネカとのガン免疫療法における開発提携契約締結も発表、評価材料につながっているようだ。野村では、パイプラインの期待感の高まりを映して、投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価は1580円としている。
<6504> 富士電機 536 +21強い動きが目立つ。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は19億円で前年同期比4倍となり、上半期予想は従来の25億円から45億円に上方修正している。第1四半期は不需要期であるものの、市場予想は5億円強上振れている。パワー半導体などが上振れの主因となっているようだ。収益水準の向上も加わり、パワー半導体や社会インフラ事業に対する先行き期待などをあらためて強める動きにも。
<6816> アルパイン 1634 +65後場は一段高。前引け後に決算発表を控え、期待感が先行する形になっていたが、好決算の発表であらためて評価が高まる展開にもなっているようだ。営業利益は20.1億円で前年同期比41%増益、通期計画80億円、前期比18%減益見通しに対して順調なスタートを切っている。業績予想は据え置きながら、上振れ期待などが高まる方向に。また、信用取組が拮抗している中で買い戻しも誘われる形か。
<FA>