ライト工業、熊谷組、日本新薬など
[14/08/27]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<9107> 川崎汽船 251 +8買い先行。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も200円から290円に引き上げている。コンテナ船の見通し改善を受けて、同事業のウェイトが高い同社を評価としている。また、JPモルガン(JPM)では海運セクターのカバレッジを開始、同社は「オーバーウェイト」格付けで目標株価を310円に設定、大手3社の中でトップピックと評価のもよう。
<4578> 大塚HD 3645.5 +254買い優勢。前日に中期計画を発表、18.12期営業利益は前期並みの2000億円を目指すとしている。新薬の拡大で「エビリファイ」特許切れの影響をカバーする計画のようだ。先行き業績に対する警戒感も強まっていただけに、短期的な安心感にもつながる格好へ。また、中期計画を受けて、野村やJPモルガン(JPM)が投資判断を格上げしている。意欲的な計画とも見られているが、株主還元策の向上などを評価しているようだ。
<1926> ライト工業 923 +83上げ目立つ。東海東京では投資判断を新規に「1」、目標株価を1300円としており、評価が引き上がっているようだ。土木の大規模プロジェクトなど良好な受注環境、施工効率改善などによる収益拡大への期待、バリュエーション面での割安感などが高評価の背景としている。今期営業利益は、会社計画47億円に対して72億円を予想しているもよう。
<8270> ユニーGHD 590 -23さえない。8月上半期末の配当権利落ちで、手仕舞い売りが優勢になっているようだ。配当利回りは4%程度と高水準になっている。また、メリルリンチ(ML)では投資判断「アンダーパフォーム」継続で、目標株価を600円から500円に引き下げへ。業績予想を下方修正しており、通期営業利益は会社側予想300億円に対し180億円へ減額。セブンイレブンとの競合激化なども背景と。
<3660> アイスタイル 503 +58一時ストップ高。前日に発表した自己株式の取得実施を買い材料視。発行済み株式数の5.1%に当たる75万株が上限、本日から年末までを取得期間としている。高水準の自社株買いから、一株当たり価値の向上、並びに、流動性が低いことで需給インパクトも強まるといった見方が先行へ。
<4516> 日本新薬 3210 +228しっかり。前日に発表した中期計画が材料視されている。19.3期営業利益目標は180億円、220億円程度の市場予想は下回るが、極めて保守的な数字が提示されるとの見方もあったため、ROEの10%目標などとあわせて、ポジティブに捉える動きが先行する格好に。本日、説明会の開催が予定されているもよう。
<6723> ルネサスエレク 819 +44買い先行。HV・EVのモーター制御マイコンで、情報処理能力を最大2倍に高める技術を開発したと報じられている。処理能力の向上は自動運転車の開発進展などにもつながるとみられ、期待材料として捉えられているようだ。なお、週初にも、自動車向けの通信ネットワーク技術を図研エルミック<4770>と共同開発などと伝わっていた。
<1861> 熊谷組 357 +19大幅続伸。同社や安藤ハザマ<1719>、古河機金<5715>などトンネル工事関連銘柄が人気化。前日にJR東海<9022>がリニア新幹線の工事実施計画認可を申請したことが引き続き材料視されている。品川−名古屋間の総工費は従来の5兆4300億円から5兆5235億円に幾分増加することになっている。みずほ証券では、建設株にとって大幅な工事費上昇による工事完成の遅れなどのリスクは回避されたため、ややポジティブと指摘。野村でも、ビックプロジェクトの進捗は好影響の大きい建設セクターにポジティブと。
<4004> 昭和電工 148 +4しっかり。SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も165円から180円に引き上げている。来年に向けて主要5セグメントのモメンタム好転が視野に入りつつあるとみているもよう。第3四半期から来12月にかけての業績変化率が大きいとみられるほか、大規模な自己株式取得が需給面での下支え役を果たすとも考えている。なお、15.12期営業利益は45%増となる450億円を予想している。
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<4578> 大塚HD 3645.5 +254買い優勢。前日に中期計画を発表、18.12期営業利益は前期並みの2000億円を目指すとしている。新薬の拡大で「エビリファイ」特許切れの影響をカバーする計画のようだ。先行き業績に対する警戒感も強まっていただけに、短期的な安心感にもつながる格好へ。また、中期計画を受けて、野村やJPモルガン(JPM)が投資判断を格上げしている。意欲的な計画とも見られているが、株主還元策の向上などを評価しているようだ。
<1926> ライト工業 923 +83上げ目立つ。東海東京では投資判断を新規に「1」、目標株価を1300円としており、評価が引き上がっているようだ。土木の大規模プロジェクトなど良好な受注環境、施工効率改善などによる収益拡大への期待、バリュエーション面での割安感などが高評価の背景としている。今期営業利益は、会社計画47億円に対して72億円を予想しているもよう。
<8270> ユニーGHD 590 -23さえない。8月上半期末の配当権利落ちで、手仕舞い売りが優勢になっているようだ。配当利回りは4%程度と高水準になっている。また、メリルリンチ(ML)では投資判断「アンダーパフォーム」継続で、目標株価を600円から500円に引き下げへ。業績予想を下方修正しており、通期営業利益は会社側予想300億円に対し180億円へ減額。セブンイレブンとの競合激化なども背景と。
<3660> アイスタイル 503 +58一時ストップ高。前日に発表した自己株式の取得実施を買い材料視。発行済み株式数の5.1%に当たる75万株が上限、本日から年末までを取得期間としている。高水準の自社株買いから、一株当たり価値の向上、並びに、流動性が低いことで需給インパクトも強まるといった見方が先行へ。
<4516> 日本新薬 3210 +228しっかり。前日に発表した中期計画が材料視されている。19.3期営業利益目標は180億円、220億円程度の市場予想は下回るが、極めて保守的な数字が提示されるとの見方もあったため、ROEの10%目標などとあわせて、ポジティブに捉える動きが先行する格好に。本日、説明会の開催が予定されているもよう。
<6723> ルネサスエレク 819 +44買い先行。HV・EVのモーター制御マイコンで、情報処理能力を最大2倍に高める技術を開発したと報じられている。処理能力の向上は自動運転車の開発進展などにもつながるとみられ、期待材料として捉えられているようだ。なお、週初にも、自動車向けの通信ネットワーク技術を図研エルミック<4770>と共同開発などと伝わっていた。
<1861> 熊谷組 357 +19大幅続伸。同社や安藤ハザマ<1719>、古河機金<5715>などトンネル工事関連銘柄が人気化。前日にJR東海<9022>がリニア新幹線の工事実施計画認可を申請したことが引き続き材料視されている。品川−名古屋間の総工費は従来の5兆4300億円から5兆5235億円に幾分増加することになっている。みずほ証券では、建設株にとって大幅な工事費上昇による工事完成の遅れなどのリスクは回避されたため、ややポジティブと指摘。野村でも、ビックプロジェクトの進捗は好影響の大きい建設セクターにポジティブと。
<4004> 昭和電工 148 +4しっかり。SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も165円から180円に引き上げている。来年に向けて主要5セグメントのモメンタム好転が視野に入りつつあるとみているもよう。第3四半期から来12月にかけての業績変化率が大きいとみられるほか、大規模な自己株式取得が需給面での下支え役を果たすとも考えている。なお、15.12期営業利益は45%増となる450億円を予想している。
<FA>