ネクソン、パーク24、クオールなど
[15/02/27]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<7272> ヤマハ発動機 2972 +57買い先行。2019年度をメドに欧州で四輪車事業を開始すると報じられている。数百億円を投じて専用工場を建設、2人乗りの車を製造・販売する計画。具体的な事業計画が明らかになったのは初めてとされ、新分野への進出に伴う業容拡大期待が先行する格好に。なお、東京エレク<8035>と米アプライドの統合延期が伝わっているため、同社の日経平均採用も先送りされるといった見方は挙がっているようだ。
<6841> 横河電機 1268 -51売り優勢。ゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を「中立」から「売り」に格下げ、目標株価も1500円から1100円に引き下げている。原油価格の急落、石油・石化業界などの設備投資見通し悪化など、同社制御事業を取り巻く環境は一変していると指摘。既に悪化の兆しがあった受注高の低迷は来期にかけてより鮮明となると予想しているようだ。つれて、17.3期以降の業績は減益基調となる確度が高まったと考えているもよう。
<2353> 日本駐車場開発 143 +10急伸。前日に発表した上半期の決算内容が好感されている。上半期営業利益は従来予想の12.7億円を上回る13.3億円、前年同期比10%増益になっている。通期の24%増益見通しと比べると増益率に物足りなさも残るが、8-10月期の24%減益に対して11-1月期は22%増益となっており、収益モメンタムの急速な好転が強く認識される形にもなっているようだ。
<4666> パーク24 2256 +106大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は前年同期比17%減と2ケタの減益になっている。消費税増税以降の駐車場事業の低迷は織り込まれていたほか、先には40億円前後にとどまったとの観測報道も伝わっており、目先のアク抜け感が先行する状況になっているようだ。また、モビリティ事業の拡大確認などもポジティブと捉える動きがあるようだ。
<3659> ネクソン 1238 +109買い優勢。前日に発表した自己株式の取得実施を好感している。発行済み株式数の2.0%に当たる850万株が上限、本日から5月27日までを取得期間として市場買い付けを行う予定。前回は昨年5月に取得上限1250万株、100億円で実施を発表、3ヶ月で上限まで買い付けた実績がある。当面の需給改善期待が優勢となる展開に。
<4751> サイバーAG 6170 +360強い動きが目立つ。特に目立った材料は観測されていないものの、前日には日証金の貸株残が増加、貸借倍率は1倍を割り込む形となっており、短期的な踏み上げ狙いの動きが強まっているものと観測される。また、来週4日にはFTSEの銘柄入れ替えが発表予定であり、新規採用候補と位置づけられている同社には期待感が先行との見方も。
<7224> 新明和 1298 +70しっかり。インド国防省では、救難飛行艇「US2」を日本から購入する方針を固めたと伝わっている。明日にも正式決定と。最初に数機購入し、最終的に十数機導入する計画のようだ。US2の製作企業である同社には業績インパクトなども期待される状況に。期待感などは高まっていたといえ、販売実現に向けた前進とそいて捉えられているもよう。
<3034> クオール 1084 +50大幅続伸。政府では、医療機関と薬局を分業する規制の一部を緩めることを検討、薬局を病院の外に置く「建物規制」を緩和すると報じられている。調剤薬局上位の同社のほか、日本調剤<3341>などの株価上昇が目立ち、薬局各社には規制緩和の流れを好感する動きが先行する形になっているようだ。
<6440> JUKI 438 +19しっかり。岩井コスモでは投資判断「A」を継続で、目標株価を450円から550円に引き上げている。主力製品の工業用ミシンは、衣料品の生産用に需要を増やしているほか、自動車シート、スポーツシューズの縫製用にも売上を伸ばしているようだ。チップマウンタの収益改善、円安効果などもあって、今12月期営業利益は前期比28%増の105億円を予想、会社予想の95億円を上回ると見ているようだ。
<6218> エンシュウ 127 +15上昇率トップ。ヤマハ発動機<7272>向けの部品加工などが主力事業の一つになっている銘柄で、かつ、ヤマハ発動機が大株主でもある。ヤマハ発動機の四輪車事業参入によって、メリット享受の期待感が高まるといった思惑が先行しているとみられる。株価水準の値頃感なども支えに、短期の値幅取り資金が流入する格好のようだ。
<FA>
<6841> 横河電機 1268 -51売り優勢。ゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を「中立」から「売り」に格下げ、目標株価も1500円から1100円に引き下げている。原油価格の急落、石油・石化業界などの設備投資見通し悪化など、同社制御事業を取り巻く環境は一変していると指摘。既に悪化の兆しがあった受注高の低迷は来期にかけてより鮮明となると予想しているようだ。つれて、17.3期以降の業績は減益基調となる確度が高まったと考えているもよう。
<2353> 日本駐車場開発 143 +10急伸。前日に発表した上半期の決算内容が好感されている。上半期営業利益は従来予想の12.7億円を上回る13.3億円、前年同期比10%増益になっている。通期の24%増益見通しと比べると増益率に物足りなさも残るが、8-10月期の24%減益に対して11-1月期は22%増益となっており、収益モメンタムの急速な好転が強く認識される形にもなっているようだ。
<4666> パーク24 2256 +106大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は前年同期比17%減と2ケタの減益になっている。消費税増税以降の駐車場事業の低迷は織り込まれていたほか、先には40億円前後にとどまったとの観測報道も伝わっており、目先のアク抜け感が先行する状況になっているようだ。また、モビリティ事業の拡大確認などもポジティブと捉える動きがあるようだ。
<3659> ネクソン 1238 +109買い優勢。前日に発表した自己株式の取得実施を好感している。発行済み株式数の2.0%に当たる850万株が上限、本日から5月27日までを取得期間として市場買い付けを行う予定。前回は昨年5月に取得上限1250万株、100億円で実施を発表、3ヶ月で上限まで買い付けた実績がある。当面の需給改善期待が優勢となる展開に。
<4751> サイバーAG 6170 +360強い動きが目立つ。特に目立った材料は観測されていないものの、前日には日証金の貸株残が増加、貸借倍率は1倍を割り込む形となっており、短期的な踏み上げ狙いの動きが強まっているものと観測される。また、来週4日にはFTSEの銘柄入れ替えが発表予定であり、新規採用候補と位置づけられている同社には期待感が先行との見方も。
<7224> 新明和 1298 +70しっかり。インド国防省では、救難飛行艇「US2」を日本から購入する方針を固めたと伝わっている。明日にも正式決定と。最初に数機購入し、最終的に十数機導入する計画のようだ。US2の製作企業である同社には業績インパクトなども期待される状況に。期待感などは高まっていたといえ、販売実現に向けた前進とそいて捉えられているもよう。
<3034> クオール 1084 +50大幅続伸。政府では、医療機関と薬局を分業する規制の一部を緩めることを検討、薬局を病院の外に置く「建物規制」を緩和すると報じられている。調剤薬局上位の同社のほか、日本調剤<3341>などの株価上昇が目立ち、薬局各社には規制緩和の流れを好感する動きが先行する形になっているようだ。
<6440> JUKI 438 +19しっかり。岩井コスモでは投資判断「A」を継続で、目標株価を450円から550円に引き上げている。主力製品の工業用ミシンは、衣料品の生産用に需要を増やしているほか、自動車シート、スポーツシューズの縫製用にも売上を伸ばしているようだ。チップマウンタの収益改善、円安効果などもあって、今12月期営業利益は前期比28%増の105億円を予想、会社予想の95億円を上回ると見ているようだ。
<6218> エンシュウ 127 +15上昇率トップ。ヤマハ発動機<7272>向けの部品加工などが主力事業の一つになっている銘柄で、かつ、ヤマハ発動機が大株主でもある。ヤマハ発動機の四輪車事業参入によって、メリット享受の期待感が高まるといった思惑が先行しているとみられる。株価水準の値頃感なども支えに、短期の値幅取り資金が流入する格好のようだ。
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