千代建、日本ゼオン、住友林業など
[16/06/08]
提供元:株式会社フィスコ
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本日の注目個別銘柄
<6723> ルネサス 672 +41しっかり。前日に第1四半期の業績見通しを発表している。営業利益は100億円で前年同期比69%減、最終利益は10億円で同97%減となっている。熊本地震の影響で、営業利益段階で80億円、特別損失80億円を見込んでいるもよう。市場コンセンサスは下回る水準だが、震災による稼働率低下や足元の円高の影響などは織り込みが進んでいたため、目先のアク抜け感にもつながる形となっている。
<3202> 大東紡織 68 +7急伸で上昇率トップ。創立120周年を記念して、株主優待を実施することを前日に発表している。1000株以上の株主に2600円相当のカタログギフトを贈呈する。前日終値61円を基準とすると、優待利回りは4%強の水準となる。また、シンジケートローンの実行も発表、資金繰りの長期安定化などを評価も。
<6366> 千代建 730 -15売り優勢。メリルリンチ日本証券では、投資判断「アンダーパフォーム」、目標株価500円でカバレッジを再開しているもよう。LNG は供給拡大と需要鈍化に直面、需給ギャップが拡大方向のため、新規プロジェクトの発注は停滞が続くとみている。株価は受注残高と連動しやすく、今後の受注残減少は株価の低迷要因になると判断のようだ。
<7717> Vテク 9650 +380出来高伴い続伸。前日には一時ストップ高まで買い進まれた。韓国のLG電子が16年の有機ELテレビ販売台数を前年比3倍に増やす計画と前日に伝わったことで、有機EL関連として関心が高まる展開になっている。株価上昇とともに取組妙味も強まっており、売り方の買戻しなども株価上昇をけん引する形とみられる。
<4205> 日本ゼオン 789 -41下げ目立つ。三菱UFJでは投資判断「オーバーウェイト」継続ながら、目標株価を1100円から1000円に引き下げている。二軸延伸フィルムの状況が厳しいと指摘、パネル市場でシェアを拡大中の中国メーカーは主に、位相差フィルムを必ずしも必要としないIPS モードパネルを生産しているためとされている。高機能材料部門の収益伸び悩みで、通期営業利益予想は330億円から300億円、前期比ほぼ横ばいに下方修正のようだ。
<1911> 住友林業 1543 +65買い先行。SMBC日興証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も1400円から1700円に引き上げている。消費税増税が先送りとなり、国内住宅事業が堅調に推移する見通しとなったこと、海外事業もM&A効果で拡大が続く見込みであることなどから、来期以降の業績予想を上方修正しているもよう。
<6326> クボタ 1536 -22.5さえない。シティグループ証券では投資判断を「1」から「2」に格下げしているもよう。目標株価も1720円から1550円に下げ。中・大型トラクタの需要下振れを受けて、今年の北米事業が期待に届かないとの懸念を挙げているようだ。主力の小型トラクタの拡大局面は今年で7年目、サイクル長期化も心配と。タイのトラクタ需要の下振れ、円高ドル安の継続なども懸念材料視。
<XH>
<3202> 大東紡織 68 +7急伸で上昇率トップ。創立120周年を記念して、株主優待を実施することを前日に発表している。1000株以上の株主に2600円相当のカタログギフトを贈呈する。前日終値61円を基準とすると、優待利回りは4%強の水準となる。また、シンジケートローンの実行も発表、資金繰りの長期安定化などを評価も。
<6366> 千代建 730 -15売り優勢。メリルリンチ日本証券では、投資判断「アンダーパフォーム」、目標株価500円でカバレッジを再開しているもよう。LNG は供給拡大と需要鈍化に直面、需給ギャップが拡大方向のため、新規プロジェクトの発注は停滞が続くとみている。株価は受注残高と連動しやすく、今後の受注残減少は株価の低迷要因になると判断のようだ。
<7717> Vテク 9650 +380出来高伴い続伸。前日には一時ストップ高まで買い進まれた。韓国のLG電子が16年の有機ELテレビ販売台数を前年比3倍に増やす計画と前日に伝わったことで、有機EL関連として関心が高まる展開になっている。株価上昇とともに取組妙味も強まっており、売り方の買戻しなども株価上昇をけん引する形とみられる。
<4205> 日本ゼオン 789 -41下げ目立つ。三菱UFJでは投資判断「オーバーウェイト」継続ながら、目標株価を1100円から1000円に引き下げている。二軸延伸フィルムの状況が厳しいと指摘、パネル市場でシェアを拡大中の中国メーカーは主に、位相差フィルムを必ずしも必要としないIPS モードパネルを生産しているためとされている。高機能材料部門の収益伸び悩みで、通期営業利益予想は330億円から300億円、前期比ほぼ横ばいに下方修正のようだ。
<1911> 住友林業 1543 +65買い先行。SMBC日興証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も1400円から1700円に引き上げている。消費税増税が先送りとなり、国内住宅事業が堅調に推移する見通しとなったこと、海外事業もM&A効果で拡大が続く見込みであることなどから、来期以降の業績予想を上方修正しているもよう。
<6326> クボタ 1536 -22.5さえない。シティグループ証券では投資判断を「1」から「2」に格下げしているもよう。目標株価も1720円から1550円に下げ。中・大型トラクタの需要下振れを受けて、今年の北米事業が期待に届かないとの懸念を挙げているようだ。主力の小型トラクタの拡大局面は今年で7年目、サイクル長期化も心配と。タイのトラクタ需要の下振れ、円高ドル安の継続なども懸念材料視。
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