日銀は物価見通しを下方修正
[15/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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30日の金融政策決定会合で、日銀は現行の金融政策の維持を決定した。この決定は予想通り。2%の物価目標の達成時期は2016年度後半頃に先送りされた。この点についても想定の範囲内との声が聞かれている。
30日に公表された「経済と物価情勢の展望(基本的見解)」では、2015年度の消費者物価コア指数の見通しが前回7月時点の+0.7%から+0.1%に、2016年度は+1.9%から+1.4%に下方修正された。物価見通しが下方修正されても早期追加緩和の思惑が後退することはないとみられているが、黒田総裁は強気の姿勢を崩していない。日銀は2%の物価目標を1%に変更すべきとの声が聞かれているが、現状では妥当な意見だ。
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30日に公表された「経済と物価情勢の展望(基本的見解)」では、2015年度の消費者物価コア指数の見通しが前回7月時点の+0.7%から+0.1%に、2016年度は+1.9%から+1.4%に下方修正された。物価見通しが下方修正されても早期追加緩和の思惑が後退することはないとみられているが、黒田総裁は強気の姿勢を崩していない。日銀は2%の物価目標を1%に変更すべきとの声が聞かれているが、現状では妥当な意見だ。
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