【中国から探る日本株】夏の旅行シーズン近づく、タイ・ベトナム不安で日本に代替需要
[14/05/28]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 経済総合
中国では今週末に端午節連休(5月31日-6月2日)を迎えるほか、7月からの夏の旅行シーズンを前に海外ツアーの予約が熱を帯びてきた。ただ、今年はアジアツアーの申し込み状況に大きな変化が見られるもよう。これまで人気の高かったタイやベトナム、マレーシアなど東南アジアを避け、代替先として日本などを選ぶ人が増えているという。
タイではクーデターにより政治的な混乱が続いているほか、マレーシアについては、3月の旅客機失踪事件の影響が依然として続いているようだ。また、領有権を巡って中国との関係が緊迫化しているベトナムに関しては、中国国家観光局が渡航自粛を勧告。この影響でツアーを中止する旅行社が増えている。
地元メディアの報道によれば、東南アジア情勢が混乱する中で、旅行の行き先を日本や韓国、台湾などに変更する人も多い。一部では、日本や韓国ツアーの予約がすでに7月分まで埋まっている旅行社も出始めているという。
なお、円安の影響や羽田空港の国際線発着枠拡大などの効果により、日本を訪れた外国人旅行者は4月に前年同月比33.4%増の123万2000人と、2カ月連続で単月過去最高を記録した。うち中国からの旅行者は同90.3%増と、大幅な伸びを示している。
<NT>
タイではクーデターにより政治的な混乱が続いているほか、マレーシアについては、3月の旅客機失踪事件の影響が依然として続いているようだ。また、領有権を巡って中国との関係が緊迫化しているベトナムに関しては、中国国家観光局が渡航自粛を勧告。この影響でツアーを中止する旅行社が増えている。
地元メディアの報道によれば、東南アジア情勢が混乱する中で、旅行の行き先を日本や韓国、台湾などに変更する人も多い。一部では、日本や韓国ツアーの予約がすでに7月分まで埋まっている旅行社も出始めているという。
なお、円安の影響や羽田空港の国際線発着枠拡大などの効果により、日本を訪れた外国人旅行者は4月に前年同月比33.4%増の123万2000人と、2カ月連続で単月過去最高を記録した。うち中国からの旅行者は同90.3%増と、大幅な伸びを示している。
<NT>









SEO関連




