【中国から探る日本株】ゲーム機解禁:家電量販店やネット大手が「Xbox One」の予約開始
[14/07/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
中国政府による家庭用ゲーム機の販売解禁を受け、米マイクロソフトは9月に同国で「Xbox One」を発売する。販売開始まであと1カ月余りとなる中、現地の家電量販店やインターネット大手が予約をスタート。ネット大手のテンセント(騰訊)と家電量販の京東商城は共同で、本日28日から30日まで先行予約を受け付けることを明らかにした。
予約は、テンセントが提供するスマートフォン向けチャットアプリ「微信(ウィーチャット)」とインスタントメッセンジャー「QQ」を通じて受け付ける。このほかにも、アリババ・グループ傘下の通販サイト「天猫(Tモール)」や、家電量販大手の蘇寧雲商、国美電器などが予約販売を予定しているが、テンセントらはこれら競合の機先を制する考えだ。
ただ、「Xbox One」の中国での定価はまだ明らかにされていない。現地では、4000元(約6万5600円)弱との見方が浮上している。テンセントと京東商城は予約金499元で注文を受け付ける方針だ。
一方、ソニー<6758>もマイクロソフトに続く形で、「プレイステーション4(PS4)」を中国に投入する予定だが、具体的な販売時期は不明となっている。ただ、ソフトがより充実していることなどから、中国現地での前評判はPS4が優位となっている状況のようだ。地元メディアが行ったアンケート調査によると、購入したいハード機として57.3%がPS4を選択し、Xbox Oneを選んだ人は全体の10%程度にとどまったとされている。
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予約は、テンセントが提供するスマートフォン向けチャットアプリ「微信(ウィーチャット)」とインスタントメッセンジャー「QQ」を通じて受け付ける。このほかにも、アリババ・グループ傘下の通販サイト「天猫(Tモール)」や、家電量販大手の蘇寧雲商、国美電器などが予約販売を予定しているが、テンセントらはこれら競合の機先を制する考えだ。
ただ、「Xbox One」の中国での定価はまだ明らかにされていない。現地では、4000元(約6万5600円)弱との見方が浮上している。テンセントと京東商城は予約金499元で注文を受け付ける方針だ。
一方、ソニー<6758>もマイクロソフトに続く形で、「プレイステーション4(PS4)」を中国に投入する予定だが、具体的な販売時期は不明となっている。ただ、ソフトがより充実していることなどから、中国現地での前評判はPS4が優位となっている状況のようだ。地元メディアが行ったアンケート調査によると、購入したいハード機として57.3%がPS4を選択し、Xbox Oneを選んだ人は全体の10%程度にとどまったとされている。
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