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アップルウォッチが中国でも4月発売へ、テンセントのアプリ使用

注目トピックス 経済総合
米アップルのアップルウォッチが来月、中国でも同時発売されることが明らかになった。中国市場を重視するアップルのスタンスを浮き彫りにした格好。これにあわせて、インターネット中国大手の騰訊HD(テンセント:700/HK)とEコマース中国大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ)も、アップルと協力する姿勢を鮮明にしている。
アップルは10日の新製品発表会で、テンセントのコミュニケーションアプリ「微信」を用いて、アップルウォッチのコミュニケーション機能を紹介。「微信」のスタンプなどが活用され、使用感は携帯電話端末と差異がないことを強調した。
「微信」を使用したデモンストレーションはわずか45秒。しかし、世界が注目する新製品発表会だけに、「微信」の宣伝効果は計り知れないものとなったはずだ。これについてゴールドマン・サックスは、「両者の提携は微信のグローバル化戦略を加速させるとともに、中国市場での基盤を一段と固める契機になる」と指摘。「テンセントにとっては、SNS上での広告製品にもプラスの効果をもたらす」と期待した。
一方、アリババも「自社のオンライン決済システム『支付宝』がアップルウォッチで使用可能になる」と発表。アップルウォッチの発売をバネに、自社製品の拡大を図る方針を示した。

<米アップル、中国で出店倍増計画>
新製品の発表会で、中国市場を重視する姿勢を改めて示したアップル。発表会ではまた、1月末に開店した杭州西湖店を紹介しながら今後の出店計画を明らかにした。
アップルがデモンストレーションで「微信」の使用を決めた背景にあるのは、もちろん、そのユーザー数の多さ。「微信」(国内版)と「We-chat」(海外版)をあわせた月間アクティブユーザーは、2014年9月末時点で前年同期比39%増の4億6800億人に膨らんだ。その大半は前者の国内ユーザーであることから、「テンセントにとっての宣伝効果よりも、テンセントを利用して中国市場拡大を目指すアップルにとっての効果のほうが大きい」と見る向きもある。
発表会で映し出された影像は、1月末に開店したばかりの杭州西湖店。それを指しつつティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「過去6週間の短いタームで、中国国内にアップルショップ6店を開設した。2016年までには、現在の21店から40店へと倍増させる」と積極姿勢をアピールした。


【亜州IR】



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