政治から読み解く【経済と日本株】:安倍晋三首相「日米同盟は「希望の同盟」」
[15/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 経済総合
安倍晋三首相が「米国の上下両院合同会議で、日本の総理として初めての演説を行いました。日米同盟は、「希望の同盟」であると強く訴えました。何度も拍手とスタンディング・オベーションをいただきました。」とツイートしている。
訪米中の安倍首相は、上下両院合同会議で演説を行ったほか、オバマ米大統領と共同会見を行い、日米が環太平洋連携協定(TPP)交渉の早期妥結に向けて連携する方針を確認したと発表している。日米でTPPの連携を強めることは中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への牽制とも見られ、オバマ大統領はガバナンスを確保する強力な規則が必要だと指摘している。
本日の東京市場は売り一色となっているが、その要因として日銀が「金融政策の現状維持」を発表したことが影響している。市場ではTPP交渉を前に、円安を伴う追加緩和を実施することは非常に難しいとの見方で「現状維持」がコンセンサスだったが、もしかしたらという期待感が市場には残っていたようだ。ただ、本日の日本株の下げは米景気減速懸念や欧州株下落なども要因にある。今後のTPP交渉次第では日本株への刺激材料となる可能性も。
<MT>
訪米中の安倍首相は、上下両院合同会議で演説を行ったほか、オバマ米大統領と共同会見を行い、日米が環太平洋連携協定(TPP)交渉の早期妥結に向けて連携する方針を確認したと発表している。日米でTPPの連携を強めることは中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への牽制とも見られ、オバマ大統領はガバナンスを確保する強力な規則が必要だと指摘している。
本日の東京市場は売り一色となっているが、その要因として日銀が「金融政策の現状維持」を発表したことが影響している。市場ではTPP交渉を前に、円安を伴う追加緩和を実施することは非常に難しいとの見方で「現状維持」がコンセンサスだったが、もしかしたらという期待感が市場には残っていたようだ。ただ、本日の日本株の下げは米景気減速懸念や欧州株下落なども要因にある。今後のTPP交渉次第では日本株への刺激材料となる可能性も。
<MT>