日米の注目経済指標:米雇用統計と日銀短観3月調査を見極める展開か
[16/03/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
3月28日-4月1日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■30日(水)午後9時15分発表予定
○(米)3月ADP雇用統計-予想は前月比+19.8万人
参考となる2月実績は前月比+21.4万人で市場予想を上回った。3月については3月中旬時点の新規失業保険申請件数がやや低水準だったことから、20万人超の雇用増加となってもおかしくない。
■4月1日(金)午前8時50分発表予定
○(日)日銀短観3月調査-予想は大企業製造業DIは10、非製造業DIは22
前回12月調査では、今年1-3月期の予測(先行き)で大企業製造業DIは7、非製造業DIは18となっていた。3月調査のDIは昨年12月時点の予測をやや上回る可能性が高いとみられている。景況感の悪化は想定の範囲内となる見込み。
■4月1日(金)午後9時30分発表予定
○(米) 3月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+20.7万人、失業率は4.9%
非農業部門雇用者数の2月実績は前月比+24.2万人で市場予想を上回った。失業率は4.9%。3月中旬時点の新規失業保険申請件数を参考にすると、3月の非農業部門雇用者数は20万人を大幅に上回ってもおかしくない。失業率は2月と同水準の4.9%となる見込み。
■4月1日(金)午後11時発表予定
○(米)3月ISM製造業景況指数-予想は50.7
参考となる2月実績は、49.5。先行指標となる3月製造業PMIは51.4で前回実績を上回ったものの、期待されたほど改善しなかった。3月ISM製造業景況指数は節目の50.0を上回る見込みだが、市場予想をやや下回る可能性がある。
その他の主な経済指標の発表予定は、29日(火):(日)2月失業率・有効求人倍率、(米)3月消費者信頼感指数、30日(水):(日)2月鉱工業生産、31日(木):(米)3月シカゴ購買部協会景気指数。
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