高値圏の原油価格はこれからどうなる? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
[16/12/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 経済総合
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
原油価格が1バレル=53ドル近辺と1年以上ぶりとなる高値圏で推移していますね。
今年最後のレポートは原油についてです。
松永さんによると『先週のNY原油は、22日と23日を小幅高で終えました。一方、東京原油は、先週末の夜間取引を390円高で終えたものの、現在は20円高付近まで軟化しております』とのこと。『中国の習近平国家主席が、経済成長に対して政府目標の6.6%を下回ることを容認する発言をしたことは、原油価格の圧迫要因となっているようです』と分析されています。
またオイルリグ(掘削装置)稼働数が原油価格に関係していることは、皆さまご存知だと思いますが、米国のオイルリグ稼働数が8週連続で増加していると報道されています。
松永さんによれば、『先週末に発表された米オイルリグ数は、前週比13基増の523基となり、8週連続の増加となりました。この3か月間で米オイルリグ数が105基(約26%)、米ガスリグ数が37基(約40%)増加しました。(中略)この増加傾向を考えると、米国の原油生産や天然ガス生産は今後も増加することも予想されます』とのことですので、今後の原油価格の推移もしっかりチェックしていきたいですね。
来年もどうぞよろしくお願いします!
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研〜北浜の虎と呼ばれた男〜」の12月26日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子
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