このエントリーをはてなブックマークに追加
SEOTOOLSロゴ画像

SEOTOOLSニュース 

SEOに関連するニュースリリースを公開しております。
最新のサービス情報を、御社のプロモーション・マーケティング戦略の新たな選択肢としてご活用下さい。

コラム【アナリスト夜話】:お客様感謝デーと最適な資産配分(マネックス証券 チーフ・アナリスト 大槻 奈那)

注目トピックス 経済総合
2月25日土曜日、マネックス証券では東京ドームシティで年に一度の「お客様感謝デー」を開催させていただきました。2,000人前後の方々にお越しいただき、別途オンラインでも多数の方々にご視聴いただき、心から感謝申し上げます。

私も2016年に入社し、初めて感謝デーに参加、プレゼンテーションと最後のパネル・ディスカッションで登壇させていただきました。パネルでは、外部から岡崎良介氏と志摩力男氏、マネックス証券から松本大、広木隆、私という5名で、大橋ひろこアナの司会のもと、相場見通しとおススメの資産配分を1時間討議しました。

中でも興味深かったのは資産配分でした。海外株式の比率が高い人や、国内株式重視の人、米国のローンや劣後債など少し毛色の違う資産を入れている人など、5名それぞれ、個性溢れる内容でした。

ただし、ここにはおそらく登壇者それぞれの前提が違う部分があると思いました。それは、どれだけの頻度で資産の見直しを行うのか、という点です。今回は、あまり頻繁に見直さない前提で、トランプ氏の政策や欧州の選挙などの不確実性の高さから、資産の機動性を重視し、現預金などの比率を高めにしていたという印象です。しかしこれが、日々資産を見直す機関投資家だったらまた違う推奨になったかもしれません。

では、運用資産はどのくらいの頻度で見直すのがいいのでしょうか。行動経済学者ダニエル・カーネマン氏、リチャード・セイラー氏等の共同研究によれば、人はあまりに頻繁に資産を見直すと、損失を見るのがイヤなので(有名な「損失回避バイアス」です)、ついつい保守的な運用になりすぎ、リターンが落ちる傾向が見られるといいます。このため、最適な見直し頻度は、なんと「一年に一度」だそうです。そんなにほったらかしでいいのかしら、と不安にもなりますが、それほど人々の損失回避バイアスは高いということなのでしょう。

マネックス証券の感謝デーは、2018年もまた同じ頃に開催させていただくと思います。今回の感謝デーを参考に運用資産を考えていただいた方々、またぜひ来年の感謝デーで、見直しをご検討いただければと思います。

マネックス証券 チーフ・アナリスト 大槻 奈那
(出所:2/27配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋)




<SK>

株式会社フィスコへ
SEOTOOLS News Letter

SEOに役立つ情報やニュース、SEOTOOLSの更新情報などを配信致します。


 powered by blaynmail
SEOTOOLSリファレンス
SEO対策
SEOの基礎知識
SEOを意識したサイト作り
サイトマップの作成
サイトの登録
カテゴリ(ディレクトリ)登録
カテゴリ登録(モバイル
検索エンジン登録
テキスト広告
検索連動型(リスティング)広告
プレスリリースを利用したSEO


TOPへ戻る