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TOPIXは高値からの半値戻し水準、SMBC日興証券(花田浩菜)

注目トピックス 経済総合


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/30付の「DailyOutlook」では、TOPIXの推移について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『足元のTOPIXは、米国を巡る通商問題や南欧の政局不 安、新興国通貨安などを背景にボックス相場となっている。一方で、足元のTOPIXの水準は1989年高値(2,884pt)から2012年安値(695pt)への下落幅の半値戻し1,790pt近辺にあたる。バブル期を含めた長期的な相場の中での大きな節目となっており、上値が抑えられている可能性があろう』と伝えています。

続けて、相場格言“半値戻しは全値戻し”のように、下落幅の半値を戻せば、全値戻しを視野に上昇に勢い付くことが期待されることを挙げ、『1985年以降の東証1部売買代金をTOPIXの価格帯別でみれば、1,800ptを上回れば累積売買代金が大きく減少している。これは戻り待ちの売りが少なくなることを意味しており、同水準を明確に上抜ければ需給面では上値が軽くなることが想定される』と分析しています。

さらに、『引き続き、米中通商問題など海外発の先行きに対する不透明感が漂う中、一段の上昇に至る手掛かり材料が欲しいところ。テクニカル面と需給面からは、一旦上昇に向かえば上昇スピードが加速する可能性があると言えるだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『TOPIXの推移と東証1部価格帯別累積売買代金』を紹介しています。詳しくは8/30付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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