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【小幅高となる】14750-14875円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
前日の大幅な下げに対するリバウンドが意識されそうだが、神経質な相場展開が続きそうである。オプション権利行使価格の14875円を中心値として、上15000円、下14750円の権利行使価格とのレンジといったところか。25日線が支持線として意識されるなか、14750-14875円でのレンジにとどまりそうだ。一目均衡表では雲突破に失敗し、雲下限に上値を抑えられる形状となっている。雲下限は14950円辺りに位置しており、転換線は14877円辺りとなる。25日線のサポート、転換線の抵抗といったところで、14750-14875円のレンジを想定する。



【小幅高となる】売り一巡との見方も中国懸念が重し=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の清算値は前日の日中大証比15円安の14815円。為替市場では、ドル・円は102円70銭台、ユーロ・円は142円80銭台とさほど大きな動きは観測されず（8時00分時点）。前日の大幅下落を受けての反発を期待したいところだが、メジャーSQ前で現物市場の商いが閑散となっているなか、先物に振らされやすい状況は続く見通し。225ナイト・セッションでは14600円台まで突っ込む場面が見られたが、225ナイトの日足チャートでは25日線で下ヒゲを残しており売りは一巡との見方。

取引時間中では、9時30分に豪2月の失業率、10時30分に韓国政策金利、そして14時30分に中国の2月小売売上高、鉱工業生産指数がそれぞれ発表される。中国の理財商品のデフォルト懸念が昨日の下落要因の一つとなっているだけに、中国の経済指標は注目となろう。

【同一水準を保つ】神経質な相場展開か=フィスコ伊藤 正雄
12日の米国株式はまちまち。アジアや欧州の株式相場が下落した流れを受け売りが先行。引き続きウクライナ情勢や中国の金融システムへの懸念も根強く、終日揉み合う展開となったが引けにかけてやや下げ幅を縮小した。セクター別では、公益事業や食品・生活必需品小売が上昇する一方で商業・専門サービスや保険が下落した。

ハーバライフに対しては大手ヘッジファンドが以前からビジネス手法の問題点を指摘しており、調査の行方に注目が集まっている。

CMEの225先物は大証の日中終値より15円安い14815円で取引を終了。NY時間での高値は14885円、安値は14685円、上下のレンジは200円。為替市場では、ドル・円は下落、ユーロ・円は上昇して戻ってきた。本日は明日の3月限メジャーSQを控えて、神経質な動きとなりそうだ。なお、8時50分には1月の機械受注、14時30分には中国の2月鉱工業生産などの発表が予定されている。



＜MI＞