日経平均テクニカル:緩やかなリバウンド継続だが、ここから強弱感が対立しやすい
[14/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
日経平均は4日続伸で直近のレンジを突破し、3月14日に空けたマド埋めを完了。25日線のほか、一目均衡表の基準線と雲下限についてもクリアしている。ただし、雲は14790-15160円辺りと厚い雲である。また、遅行スパンはしばらく下方シグナルが継続することもあり、今後は強弱感が対立しやすいところ。再び雲下限を割り込んでしまうと、雲下限の上値抵抗が一段と意識されてくるだろう。
ボリンジャーバンドでは中心値(25日)を捉えたことにより、+1σとのレンジに移行する。MACDについては、陽転シグナル発生後はシグナルとの乖離が拡大傾向にあるため、リバウンド基調は継続。パラボリックのSAR値は14930円辺りまで低下してきており、陽転シグナル発生へのハードルが下がっている。
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