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後場に注目すべき3つのポイント〜手掛けづらさが台頭、材料株での短期売買が主体に

注目トピックス 市況・概況

22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・狭いレンジでのこう着が続きそう
・ドル・円は102円67銭付近、東京株式市場の上げ幅縮小で上げ渋る展開
・星光PMC<4963>の急伸など動意付いた材料株での短期値幅取り狙いのスタンス

■狭いレンジでのこう着が続きそう

日経平均は反発。44.14円高の14556.52円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。21日の米国市場の上昇が材料視されるなか、日経平均は寄り付き直後に14600円を回復する局面をみせている。ただし、その後はこう着感の強い相場展開が続く中、上げ幅を縮めている。

セクターでは高安まちまちであり、ゴム製品、電力ガス、建設、ガラス土石、精密機器、化学、鉱業、情報通信、金属製品などが堅調。一方で、パルプ紙、海運、銀行、鉄鋼、電気機器、証券などが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がりが拮抗。規模別指数では大型、中型が小幅に上昇する半面、小型株指数はマイナスで推移している。

日経平均はこう着相場が続いているが、25日線を上回っての推移であり、底堅さは意識されよう。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、信越化<4063>、KDDI<9433>が堅調となり、指数をけん引する格好。半面、京セラ<6971>、安川電<6506>、TDK<6762>、日東電<6988>などが重しに。

決算発表を見極めたいとの様子見ムードが次第に高まっている一方で、追加の緩和期待などが売り込みづらくさせている。また、明日のオバマ米大統領訪日を控え、政策期待なども高まる格好か。もっとも、中国の船舶差し押さえに伴う影響を見極めたいほか、北朝鮮の地政学リスクなども出てきており、上値を買う向きはいないだろう。引き続き狭いレンジでのこう着が続こう。

■ドル・円は102円67銭付近、東京株式市場の上げ幅縮小で上げ渋る展開

ドル・円は102円67銭付近で推移。東京株式市場が上げ幅を縮小させていることで、ドル・円は上げ渋る展開になっている。ユーロ・ドルは、1.3790ドルから1.3795ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測で上げ渋る展開。ユーロ・円は、141円56銭から141円69銭で推移。

12時15分時点のドル・円は102円67銭、ユーロ・円は141円64銭、ポンド・円は172円41銭、豪ドル・円は95円98銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均はオバマ米大統領の来日など明日の重要イベントを控え手掛けづらさ
・安川電<6506>の今期業績見通しを受けて業績見通しへの慎重な見方も台頭
・星光PMC<4963>の急伸など動意付いた材料株での短期値幅取り狙いのスタンス

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 2月景気動向指数CI改訂



<KO>

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