日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は116円高、米国株高や円安を受けて幅広い銘柄に買い
[14/04/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は反発スタート、米国株高や円安を受けて幅広い銘柄に買い】
9時33分現在の日経平均株価は、14504.95円(前日比+116.18円)で推移。日経平均は反発で始まった。22日のNY市場の上昇や為替相場の円安の流れを受けて、幅広い銘柄に買いが先行した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比135円高の14485円だったが、大阪225先物は14500円と、これを上回ってのスタートに。セクターではその他金融、ゴム製品、精密機器、不動産、情報・通信、証券、非鉄などが堅調。一方で、鉱業のみがマイナスからのスタート。
売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>などが堅調。また、昨日大引け後に決算を発表した日本電産<6594>は売り先行後は一時プラスに転じるなど、値動きの荒い展開。そのほか、本日上場した西武HD<9024>の初値は、公開価格と同値の1600円だった。フィックスターズ<3687>、白鳩<3192>はいずれも買い気配から始まっている。
【ドル・円は102円65銭付近、TPP合意への思惑で株高・円安の展開も】
ドル・円は102円65銭付近で推移。日経平均株価は堅調に推移しており、株高を意識したリスク選好的な円売りが観測されている。仲値時点のドル需要は通常並との見方が多いが、株高が持続した場合、ドル・円は103円付近に接近するとの声が聞かれている。TPP合意への期待が浮上しており、市場参加者の一部は株高・円安の相場展開になると予想している。
9時33分時点のドル・円は102円65銭、ユーロ・円は141円70銭、ポンド・円は172円70銭、豪ドル・円は96円19銭付近で推移している。
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