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【日経平均は反発、米国株高や円高一服で買い先行】

9時35分現在の日経平均株価は、14381.05円（前日比+92.82円）で推移。日経平均は反発して始まっている。米国株式市場の上昇のほか、円相場で円高が一服していることなどを受けて反発に。シカゴ225先物清算値は大阪比135円高の14445円であり、これにサヤ寄せしてのスタートに。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が買い気配スタート。傘下の米スプリントが決算を受けて10％超の上昇となったことが材料視されている。

そのほか、売買代金上位では、トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>、三井住友<8316>、コマツ<6301>、ＫＤＤＩ<9433>、ＪＴ<2914>などが堅調。一方で、アイフル<8515>、楽天<4755>、ファーストリテ<9983>、日本トリム<6788>、ＮＥＣ<6701>などが冴えない。セクターでは金属、輸送用機器、医薬品、非鉄、通信、精密、その他金融、銀行、鉄鋼、電気機器などが堅調。半面、鉱業、水産・農林、石油・石炭が小安く始まっている。

【ドル・円は102円57銭付近、株高は想定の範囲内との見方】

ドル・円は102円57銭付近で推移。日経平均株価は堅調に推移しているが、この程度の株高は想定の範囲内との声が聞かれており、ドル・円などの為替取引では材料視されていないようだ。ただし、日銀による追加緩和策で株式相場が一段高となった場合、ドル・円は102円台後半まで買われる可能性はある。なお、本日開かれる日銀金融政策決定会合では、金融政策の現状維持が決定されるとの見方が過半数を占めており、市場関係者は黒田日銀総裁の会見内容を注目している。

9時35分時点のドル・円は102円57銭、ユーロ・円は141円64銭、ポンド・円は172円57銭、豪ドル・円は95円15銭付近で推移している。



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