NY株式:ダウは41ドル高、企業買収などを好感もイラク情勢見極めムード
[14/06/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
13日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は41.55ドル高の16775.74、ナスダックは13.02ポイント高の4310.65で取引を終了した。イラク情勢を懸念する売りが一巡し、小幅反発して始まった。原油価格の上昇が一服していることや、半導体大手の業績上方修正も好感されているものの、週末を前にイラク情勢の先行きを見極めたいとの見方から、上値も限られた。セクター別では、半導体・半導体製造装置やエネルギーが上昇する一方で食品・生活必需品小売やメディアが下落した。
レストラン予約サイトのオープンテーブル(OPEN)は、旅行予約サイトのプライスライン(PCLN)からの買収提案を受け急騰。半導体大手のインテル(INTC)は業績見通しを引き上げ堅調推移となった。一方で、銀行大手のシティグループ(C)は、金融危機時の住宅ローン関連証券を巡る一連の問題について、米司法省との和解金提示額を現在の40億ドルから100億ドル前後へ引き上げない場合は、訴訟に踏み切るとの勧告を受け下落。
オープンテーブルの買収発表で、口コミサイトのイェルプ(YELP)やクーポン共同購入
イトのグルーポン(GRPN)も買収ターゲットになるとの思惑から連れ高となった。
(Horiko Capital Management LLC)
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