大型株一服も引き続き資金シフトを見極める必要【クロージング】
[14/06/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
23日の日経平均は小幅反発となり、19.86円高の15369.28円(出来高概算19億6000万株)で取引を終えた。先週末の米国市場の上昇の流れを受けて買いが先行し、中国の経済指標を好感する格好から一時15442.67円まで上昇。ただ、ソフトバンク<9984>が下げに転じるなか、15400円を挟んでの狭いレンジ内での取引に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがマイナスであり、先週後半にみられた主力大型株主体の上昇に対する反動に。
セクターでは情報通信のほか証券、電力ガス、パルプ紙、輸送用機器、陸運、医薬品、銀行などが小安い。また、東証REIT指数が2%近い下げをみせている。もっとも先週は3%超の上昇をみせていたこともあり、成長戦略の発表を前に利益確定の流れといったところか。
本日は先週の反動といった格好で大型株が一服となったが、引き続き資金シフトを見極める必要がありそうだ。明日24日はフリークアウト<6094>がマザーズへ上場する。IPOに資金が集中するようだと、直近IPOなどへの波及もみられることになり、中小型株に向かいやすい状況か。
<KO>









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