「NY為替」ドル:伸び悩む、FOMC予想ほどタカ派色強まらず
[14/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
外為市場でドルは伸び悩んだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が一部で予想さ
れていたほどタカ派色が強まらなかった。米国10年債利回りは2.564%まで上昇後、
2.548%で落ち着いた。ドル・円はFOMCの結果発表直後に103円14銭まで上昇し4月7日来
の高値を更新。その後、102円80銭へ反落した。ユーロ・ドルは1.3367ドルの安値から
1.34ドル手前まで反発した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場の予想通り、政策金利となるFF金利誘導目標を現
行の0-0.25%に据え置き、資産購入規模を100億ドル縮小し250億ドルとすることを決
定。
同時に発表した声明ではイエレンFRB議長となって初めて反対票が出たこと、インフレ
の判断が引き上げられたことはタカ派の要素としてとらえられた。景気判断では4-6月
期の活動が「回復した」と判断した一方、労働市場や住宅市場のたるみは存続するとの
見方。したがって、「高い緩和政策が依然、適切」「QE終了後も現在の水準での金利が
長期にわたり継続」との方針を維持した。
<KK>
れていたほどタカ派色が強まらなかった。米国10年債利回りは2.564%まで上昇後、
2.548%で落ち着いた。ドル・円はFOMCの結果発表直後に103円14銭まで上昇し4月7日来
の高値を更新。その後、102円80銭へ反落した。ユーロ・ドルは1.3367ドルの安値から
1.34ドル手前まで反発した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場の予想通り、政策金利となるFF金利誘導目標を現
行の0-0.25%に据え置き、資産購入規模を100億ドル縮小し250億ドルとすることを決
定。
同時に発表した声明ではイエレンFRB議長となって初めて反対票が出たこと、インフレ
の判断が引き上げられたことはタカ派の要素としてとらえられた。景気判断では4-6月
期の活動が「回復した」と判断した一方、労働市場や住宅市場のたるみは存続するとの
見方。したがって、「高い緩和政策が依然、適切」「QE終了後も現在の水準での金利が
長期にわたり継続」との方針を維持した。
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