後場に注目すべき3つのポイント〜東レ、住友不などが後場決算を発表予定
[14/08/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・先物市場を睨みながらの相場展開に
・ドル・円は102円17銭付近、ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開
・東レ<3402>、住友不<8830>などが後場決算を発表予定
■先物市場を睨みながらの相場展開に
日経平均は小幅に続落。31.74円安の15128.05円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えた。6日のシカゴ日経225先物清算値(15080円)を上回る水準で始まり底堅さが意識されるなか、一時15164.01円とプラスに転じる局面もみられた。しかし、上値の重さが嫌気される格好から15080.09円とシカゴ先物にサヤ寄せする格好で15100円を割り込む局面も。その後は下げ渋りをみせているが、リバウンド機運は高まらず。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。しかし、規模別指数では大型株指数のみがマイナスになるなど、主力大型株の弱さが重しになっている。セクターでは、非鉄金属、水産農林、情報通信、鉱業、建設、繊維などが小じっかり。一方で不動産、海運、石油石炭、鉄鋼、保険などの弱さが目立つ。
日経平均は直近ボトム水準での下げ渋りをみせている。ボリンジャーバンドでは-2σ、一目均衡表では雲上限レベルでの攻防となる。また、13週線にも接近しており、強弱感も対立しやすいところであろう。また、オプションSQを控えており、権利行使価格の15125円水準での攻防もありそうだ。
一方、リバウンド機運は高まっておらず、値ごろ感からの自律反発狙いなどにとどまっていそうだ。決算を手掛かりとした物色もみられているが、先行していた銘柄などには利益確定の売りも出やすいところ。ソフトバンク<9984>は下げ渋りをみせてきており、先物市場では後場に入って売り込まれる流れが続いており、先物市場を睨みながらの相場展開になろう。
■ドル・円は102円17銭付近、ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開
ドル・円は102円17銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移していること、ウクライナ情勢への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3379ドルから1.3391ドルで推移。欧州金融危機、ウクライナ紛争への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、136円66銭から136円82銭で推移。
12時23分時点のドル・円は102円17銭、ユーロ・円は136円79銭、ポンド・円は172円24銭、豪ドル・円は94円84銭付近で推移している。
■後場のチェック銘柄
・値頃感による自律反発狙いの動きで下げ渋るも、リバウンド機運は高まらず
・ミクシィ<2121>やサイバーダイン<7779>などは調整が継続
・東レ<3402>、住友不<8830>などが後場決算を発表予定
☆後場の決算発表予定銘柄☆
■13:00
<1737>三井エンジ
<1803>清水建
<1884>日道路
<1952>日空調
<3402>東レ
<4635>東インキ
<5189>桜ゴム
<5981>東京綱
<5988>パイオラックス
<6800>ヨコオ
<7467>萩原電気
<8037>カメイ
<8058>三菱商
<9083>神姫バス
<9746>TKC
■14:00
<2903>シノブフース
<3877>中越パル
<3952>中紙器
<4116>大日精
<4215>タキロン
<4625>アトミクス
<5121>藤倉ゴム
<5234>デイシイ
<5262>日ヒューム
<5355>ルツボ
<5614>川金HD
<6151>日東工器
<6247>日阪製
<6300>アピクヤマダ
<6332>月島機
<6406>フジテック
<6517>デンヨー
<7246>プレス工
<7255>桜井製
<7264>MURO
<7266>今仙電機
<7769>リズム
<7919>野崎印
<8007>高島
<9304>渋沢倉
■14:30
<8830>住友不
※上記スケジュールは予定になっておりますので、発表日時が変更になる場合がございます。
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
14:00 日銀金融政策決定会合(8日まで)
<海外>
15:00 独・6月鉱工業生産(前月比予想:+1.2%、5月:-1.8%)
<KO>










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