日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は183円安、外部環境の悪化を受けて売り先行
[14/08/08]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は183円安、外部環境の悪化を受けて売り先行】
9時35分現在の日経平均株価は、15048.86円(前日比-183.51円)で推移。日経平均はギャップ・ダウンからのスタートとなり、15100円を割り込んで始まった。7日の米国市場は、ウクライナ情勢を巡るロシアと西欧諸国の対立や、イラク情勢の悪化を嫌気して下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の15010円となり、これにサヤ寄せする格好。オプションSQに絡んだ商いは、1銘柄あたり2万株程度の売り越しとの観測。円相場は1ドル=102円10銭辺りでの推移に。
主要銘柄が軒並み下落する中、富士フイルム<4901>が堅調。米政府機関はエボラ出血熱の治療に同社のインフルエンザ用治験薬を利用できるよう承認手続きを急いでいると報じられている。また、足元で調整が続いていたミクシィ<2121>は25日線が支持線として意識される格好で反発をみせている。そのほか、テーマ関連では、格安スマホを発売すると発表したPCDEPO<7618>が買い気配から始まっている。セクターでは空運を除く32業種が下落しており、非鉄金属、海運、不動産、銀行、証券、その他金融、ガラス・土石、電気機器の下落率が1%を超えている。
【ドル・円は102円13銭付近、株安は想定の範囲内との声】
ドル・円は102円13銭付近で推移。日経平均株価は200円超の下落になっているが、15000円を維持しており、この程度の株安は想定の範囲内との声が聞かれている。101円90銭以下には個人勢などのドル買いオーダーが残されており、ドル・円が102円を大きく下回る可能性は低いとみられている。ただ、具体的なドル買い材料は少ないことから、アジア市場でドル・円が強い動きを見せる可能性は低いとの見方が出ている。
■今後のポイント
・日経平均株価の下落は想定の範囲内
・101円90銭以下に個人勢などのドル買い興味
9時35分時点のドル・円は102円13銭、ユーロ・円は136円41銭、ポンド・円は171円84銭、豪ドル・円は94円58銭付近で推移している。
<KO>









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