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【日経平均は91円高、ミクシィがストップ高買い気配】

9時38分現在の日経平均株価は、15222.00円（前日比+91.48円）で推移。日経平均は小幅に続伸して始まった。11日の米国株式市場はウクライナ情勢の緊張緩和を背景に堅調な展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の15145円だったが、大阪225先物は15160円とこれを上回って始まっている。セクターでは33業種全てが上昇していたが、その後は、情報・通信、保険、その他製品、繊維、パルプ・紙、ゴム製品などが下げに転じている。一方、ガラス・土石、倉庫・運輸、食料品、金属製品、精密機器などの上昇が目立つ。

売買代金上位では、コロプラ<3668>が続伸。トヨタ自<7203>、KLab<3656>、ＰＤ<4587>、鉄建<1815>、ＪＴ<2914>、富士フイルム<4901>などが堅調。一方で、ソフトバンク<9984>が下げに転じたほか、サイバーダイン<7779>、ハピネット<7552>、ＫＤＤＩ<9433>、マーベラス<7844>などが軟調。なお、前日にストップ高比例配分となっていたミクシィ<2121>は、LINEとスマホゲームで共同企画と報じられており、ストップ高買い気配に。

【ドル・円は102円28銭付近、株高継続を意識して堅調推移】

ドル・円は102円28銭付近で推移。日経平均株価は小幅高で推移しており、株高継続を意識してドル・円は堅調に推移している。地政学的リスク増大を警戒したリスク回避的な円買いは縮小しており、アジア市場でドル・円は102円台を維持するとの見方が増えている。日経平均株価の上げ幅が拡大した場合、ドル・円は102円50銭付近まで上昇するとの見方も出ている。

■今後のポイント

・日経平均株価の続伸を意識してリスク選好的な円売りは継続
・株高継続の場合、ドル・円は102円50銭付近まで上昇も

9時38分時点のドル・円は102円28銭、ユーロ・円は136円83銭、ポンド・円は171円64銭、豪ドル・円は94円62銭付近で推移している。



＜KO＞