NY株式:ダウは91ドル高、米早期利上げ観測の後退が支援材料に
[14/08/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
13日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は91.26ドル高の16651.80、ナスダックは44.88ポイント高の4434.13で取引を終了した。ウクライナや中東情勢に大きな進展はなく、アジアや欧州の株式相場が上昇した流れを受けて買いが先行。7月小売売上高が予想を下回ったものの、個人消費の弱含みは連銀の早期利上げ観測後退につながるとの見方から支援材料となり、終日堅調推移となった。ダウ平均株価は年初来で上昇に転じた。セクター別では全面高となっており、特に半導体・半導体製造装置や不動産の上昇が目立った。
オンライン小売のアマゾン(AMZN)は、新たなモバイル決済サービスの導入を発表して上昇。ポータルサイトのヤフー(YHOO)は、大株主で上場準備中のアリババ・グループが、3年前に分離した決済サービスのアリペイから上場時に少なくとも93億ドルの支払いを受けることが明らかとなり上昇。一方で、百貨店のメーシーズ(M)は、通年の既存点売上高見通しを下方修正して軟調推移となった。ソーシャルゲームのキング・デジタル(KING)は、12日に発表した決算で売上高が予想を下回り、アナリストの投資判断引き下げが相次いだことで大幅下落となった。
(Horiko Capital Management LLC)
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