後場に注目すべき3つのポイント〜指数寄与度の高い銘柄の動向を注視
[14/08/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は25日線の攻防、値がさの動向次第でクリアも
・ドル・円は102円28銭付近、地政学的リスクへの警戒感から上げ渋る展開
・ファーストリテ<9983>やソフトバンク<9984>など指数寄与度の高い銘柄の動向を注視
■日経平均は25日線の攻防、値がさの動向次第でクリアも
日経平均は小幅に続伸。11.22円高の15329.56円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。先週末の米国市場が高安まちまちだったほか、シカゴ日経225先物清算値が大阪比5円安の15315円、円相場が1ドル102円30銭辺りと若干円高に振れて推移するなど、手掛かり材料に欠ける展開に。また、ロシア・ウクライナ情勢など地政学リスクに対する警戒のほか、米ジャクソンホール会合を控えていることも、手掛けづらくさせている。
セクターではその他製品、鉱業、医薬品、海運、電力ガス、石油石炭、食料品などが堅調。一方で、非鉄金属、不動産、金属製品、パルプ紙、ゴム製品などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。規模別指数では大型株指数のみがマイナスとなり、小型株指数の強さが目立つ。
日経平均は15340円辺りに位置している25日線を挟んでの攻防をみせている。米株高や政策絡みなどの材料がないと、心理的な上値抵抗として意識される同線を明確に上放れることは厳しそうである。そのため、引き続き25日線を挟んでの攻防が続きそうである。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が上値の重しとなっている。また、不動産の一角も軟調だが、日柄的には陰線が予想されるところ。
一方、ソフトバンク<9984>が売り先行後にプラスに転じてきている。仕掛け的な商いには注意する必要があろうが、ファーストリテ、ファナック、ソフトバンク辺りの動向次第では、25日線をクリアして取引を終えてくる可能性はありそうだ。
■ドル・円は102円28銭付近、地政学的リスクへの警戒感から上げ渋る展開
ドル・円は102円28銭付近で推移。ドル・円は、地政学的リスクへの警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3382ドルから1.3401ドルで推移。欧州金融危機やウクライナ紛争への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、136円97銭から137円19銭で推移。
12時19分時点のドル・円は102円28銭、ユーロ・円は137円04銭、ポンド・円は171円10銭、豪ドル・円は95円30銭付近で推移している。
■後場のチェック銘柄
・政策期待が下支えも地政学リスクに対する警戒感などが上値を抑制
・規模別では小型株指数の上昇が目立ち、中小型株の一角での値幅取りが継続
・ファーストリテ<9983>やソフトバンク<9984>など指数寄与度の高い銘柄の動向を注視
☆後場の注目スケジュール☆
特になし
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