日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は30円高、米国株高や円安を好感も膠着感が強い
[14/08/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は30円高、米国株高や円安を好感もこう着感が強い】
9時32分現在の日経平均株価は、15480.15円(前日比+30.36円)で推移。日経平均は8営業日続伸で始まった。19日のNY市場は、7月住宅着工件数が予想を上回ったほか、26日にロシアとウクライナが首脳会談を行う見通しとなったことが好感された。円相場は1ドル=102円90銭辺りと、やや円安に振れて推移している。米国株高や円安を受けて、シカゴ先物にサヤ寄せする格好となったが、シカゴ清算値の15500円には届かず。寄り付き後は早くも狭いレンジ内での膠着が続いている。
セクターでは、石油・石炭、情報・通信、鉄鋼、繊維、鉱業、空運、銀行、パルプ・紙、海運などがしっかり。一方で、その他金融、水産・農林、その他製品などが小安い。売買代金上位では高安まちまちであり、ソフトバンク<9984>、鉄建<1815>、三井住友<8316>、ソディック<6143>、NTT<9432>などが堅調。一方で、KLab<3656>が下げに転じているほか、トヨタ自<7203>、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>などが冴えない。
【ドル・円は102円94銭付近、7月貿易収支は市場予想を上回る貿易赤字に】
ドル・円は102円94銭付近で推移。ドル・円は102円98銭まで買われている。今日発表された日本の7月貿易収支は-9640億円で赤字額は市場予想を上回った。輸出は前年比+3.9%だったが、輸入額が予想に反して増加したことで貿易赤字額は予想を上回った。7月の貿易赤字額が予想を上回ったことは円売り材料になるが、日経平均株価の続伸も意識されているようだ。株高を好感してリスク選好的な円売りは今日も継続するとの見方が多い。
9時32分時点のドル・円は102円94銭、ユーロ・円は137円12銭、ポンド・円は171円09銭、豪ドル・円は95円74銭付近で推移している。
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