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22日のニューヨーク株式市場は、アリババとアップルの動向に注目する展開が予想される。


グローベックスの米株先物はNYダウで70ドル程度の下落を織り込んで推移しており、利食い優勢のスタートになりそうだ。
先週末に上場したアリババは、99.70ドルの高値をつけた後に、終値は93.89ドルと上げ幅を縮めていた。改めて100ドルを試してくるかが注目されるところである。
一方、時価総額では米ネット小売最大手のアマゾンや、交流サイトのフェイスブックを上回っているが、中国企業特有のコーポレート・ガバナンスのリスクを指摘する向きも多い。

また、アップルの新型iPhoneの販売動向に注目が集まりそうだ。昨年のiPhone 5sの発売時には週末3日間で900万台を販売しており、この水準を上回るかどうかが目安となるだろう。好調な販売となれば、ハイテク株への上昇要因になる可能性がある。

経済指標では、シカゴ連銀全米活動指数、中古住宅販売件数が予定されている。
また、ニューヨーク連銀ダドリー総裁が講演を予定している。欧州ではドラギECB総裁が欧州議会の経済金融委員会で証言する。




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