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前場に注目すべき3つのポイント〜リボミックが東証マザーズに新規上場

注目トピックス 市況・概況

25日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:権利取り狙い活発か、政策期待も高まる
■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の買い越し
■前場の注目材料:リボミック<4591>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2300円)

■権利取り狙い活発か、政策期待も高まる

☆日経225想定レンジ:上限16350円-下限16250円

25日の東京市場は買い優勢の展開になろう。24日の米国市場では、NYダウが3ケタの上昇となった。地政学リスクへの警戒感が根強いものの、8月の新築住宅販売が予想を大きく上回ったことをキッカケに上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の16260円となり、円相場は1ドル109円10銭辺りと、再び109円台に乗せてきている。この流れを引き継ぐ格好から、日経平均は16300円処を回復してくることになろう。

インデックスに絡んだ商いを中心にギャップ・アップの形での上昇となり、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりやすいとみられる。また、米アップルは、新型iPhoneの筐体が曲がりやすいとの懸念や、iOSの修正アップデートに不具合があったことが嫌気されており、足元で強い値動きをみせていたアップル関連などは利食いに向かわせそうだ。

一方、9月配当権利取り最終日となるため、配当志向の資金流入が強まりやすいだろう。特に、足元の円安基調によって、今後本格化する決算シーズンを前に、業績予想の上方修正なども意識されやすい。また、来週29日に召集される臨時国会など、政策期待も高まりやすい。そのため、権利落ち分を即日吸収してくるとの期待感などにもつながるため、買い意欲が強まる。

そのほか、政策期待の高まりを受けて、足元ではカジノ関連の一角が動意をみせている。社会インフラなど政策テーマに関連する物色も広がりをみせてくる可能性がある。パナソニック<6752>はスペインの自動車部品大手を買収すると報じられており、自動運転関連への物色に。また、電通<4324>は3Dプリンターを使った新製品開発支援を始めると報じられている。さらに、サイバーダイン<7779>は外資系による新規カバレッジが観測されており、ロボット関連などへの物色も意識されそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き160万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1590万株、買い1750万株、差し引き160万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

9月17日(水):470万株の売り越し
9月18日(木):10万株の買い越し
9月19日(金):1030万株の買い越し
9月22日(月):280万株の買い越し
9月24日(水):360万株の売り越し

■前場の注目材料

・パナソニック<6752>、スペインの自動車部品大手を傘下に収めるとの報道
・電通<4324>、3Dプリンターを使った新製品開発支援を開始
・リボミック<4591>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2300円)

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 8月企業向けサービス価格



<KO>

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