NY株式:ダウは334ドル安、決算シーズンの本格化を控え利益確定売りが広がる
[14/10/10]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
9日の米国株式相場は下落。ダウ平均は334.97ドル安の16659.25、ナスダックは90.26ポイント安の4378.34で取引を終了した。原油価格の急落を受けてエネルギーや素材関連株を中心に売りが先行。欧州をはじめとする世界経済の成長鈍化懸念や、7-9月期決算発表シーズンの本格化を前に利益確定する動きも広がり、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。セクター別でも全面安となっており、特に自動車・自動車部品やメディアの下落が目立った。
アパレルのギャップ(GPS)は、グレン・マーフィーCEOが来年2月に退任することを発表して下落。また半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)もリードCEOの退任を発表して大幅下落となった。一方で、携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、著名アクティビスト投資家のアイカーン氏が、同社株は依然として大幅に割安であるとして、自社株買いの拡大を求める書簡を公開し上昇。航空会社のユナイテッド・コンチネンタル(UAL)は、7-9月期の旅客収入が3.5〜4%増になるとの見解を示し堅調推移となった。
投資家の不安心理を示すとされるS&P500株価変動率(VIX)指数が約25%の急上昇となり、今年2月以来の水準に達している。
(Horiko Capital Management LLC)
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